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ハイスクールD×D 〜 元聖女の幼なじみはエクソシスト 〜
第二話『交渉。そして激突!!』
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己紹介をされた。
ソファーの右に座っているのが『紫藤しどうイリナ』。先日、イッセーの家にやってきた教会関係者で、イッセーの幼なじみだという。天敵である悪魔たる私たちを目の前ににこやかに笑みを浮かべている。
ソファーの右側に座っているの目つきの悪いのが『ゼノヴィア』。青い髪に緑色のメッシュが入っており、自然体でいるようで、隙がない。
そして中央に座るこの男。『シオン・ラザフォード』。
まさか、彼がアーシアの幼なじみだったなんてね。
「まさか十三機関のメンバーがでてくるとはね、『天剣』。驚きだわ」
私の言葉に彼はぴくりと体を震わせる。
「……それだけ厄介事が起こったということだよ、リアス・グレモリー」
厄介事…ね。
そこでイッセーが申し訳なさそうに手をあげる
「あの、部長。『十三機関』ってなんですか?それに『天剣』って…」
見ればアーシアもわかっていないのか、首を傾げている。
「悪魔に成りたてのあなたたちが知らないのも無理はないわね」
アーシアは元シスターといってもそういうこととは無縁だったみたいだし。
「十三イスカリオテ機関。通称十三じゅうさん機関。ヴァチカンのトップである教皇の呼びかけによって結成された、カトリック、プロテスタント、正教会それぞれから派閥を問わず選出された最強の十三人で構成された集団のことよ。――――――――そしてシオン・ラザフォード。彼は若干十五歳にその十三機関に選出された天才悪魔払い(エクソシスト)。『銀シルバー鴉レイヴン』のシオン。『天剣』は彼の二つ名よ」
「…まじすか」
アーシアとイッセーが驚いているようだけど、それもしょうがないかもね。彼の事を知らない人間(イッセーの場合は悪魔だけど)から見たら、ただの少年にしか見えないもの。アーシアなんかは、久しぶりにあった幼なじみがそうなっていたのだから、なおさらだろう。
シオン・ラザフォード。通称、『天剣』のシオンと呼ばれる悪魔払いの名前は私たち悪魔、おそらく堕天使の勢力にも名が知られている。もっともそれなりに情報に通じてる者ぐらいだろうけど。
若干15歳にしてヴァチカン法王庁に存在する最強の悪魔払い(エクソシスト)機関。『十三イスカリオテ機関』の1人に選ばれた天才悪魔払い。
十三イスカリオテ機関。通称十三じゅうさん機関と呼ばれるその集団は、ヴァチカンから独自の行動権を与えられた13人の最強の悪魔払い(エクソシスト)たちで、最低条件として上級悪魔、または上級堕天使の討伐に成功した者にのみ入団が許される機関。
つまりは、目の前の彼は、少なくとも私たちを敵に回して十分な勝算を持つことのできるほどの実力者ということ。
「それで?あなたほどの悪魔払い
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