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ハイスクールD×D 〜 もう一人の副会長は生徒会の切り札(ジョーカー)! 〜
第四話『報連相《ほうれんそう》は大事』
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ス嬢に先ほどあったことを説明し、公園を魔力で元に戻して、帰宅の途についたということである。
ちなみにスタングレネードによって、周囲にいる人間が近寄ってくるなんてことはなかった。堕天使がはった結界により、外に漏れなかったらしい。
会長は俺の話を聞いた後、口を開いた。
「それでは、兵藤君への事情説明は、リアスがおこなっているのですね?」
「ああ。自分の縄張りでおきたことだから、自分で説明したいといってたからな」
ただ、兵藤の中に眠る神器(セイクリッド・ギア)の反応は、かなり強いものを感じた。場合によっては、事情説明だけでは終わらず、悪魔(どうほう)になっているかもしれないな。
「それで、あなたはどう思いますか羅来?」
「どうとは?」
「ドーナシークとやらがいった、『戦争になる可能性』です。ただのハッタリの可能性のほうが高いと思うのですが…」
俺は会長の問いに言葉を返す。
「まあおそらくハッタリだろうが、一応は様子見すべきだろう」
もし仮にやつの言葉が逃げるだけのハッタリだけじゃなくて本当のことだとしたら、目も当てられないからな。
「しかしそれでは少し慎重すぎじゃないですか?」
そう俺にいうのは、会長の側で控えてた真羅。
俺も確かにそう思わないではないが、
「この事に関しては、慎重になるに越したことはない。それにこの街はリアス嬢の縄張りだ。もし俺たちに不利益になるようなことをやつらがすれば、彼女たちが処理するだろう」
彼女の性格ならば、俺たちの手を借りずに自分たちだけでしようとするだろうしな。
その言葉に納得したのか、二人はそれ以上なにもいわなかった。
そうして俺たちは堕天使たちの動向をしばらく様子見する方針で決めたのだった。
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