たぬたぬと一緒
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ちゃ恥ずかしいけど、確かに家族になるならこっちの方がええな。
「ええ。それじゃあ、フェイトに言って、回収してきてもらいなさい。服とかはリニスが作ってくれるでしょうけど」
「は〜い」
私は急いでフェイトちゃんの所に向かう。フェイトちゃんはアリシアちゃんと2人で訓練という名のバトルをしてるんやけど……圧倒的やな。アリシアちゃんの。
「ちょ、それ無理だよ!」
「あはははは、これぞお姉ちゃんの切り札だよ!」
「ひぃー!」
「ま、マスター……こちらも召喚をすれば対抗できます!」
「だ、ダメだって! 庭園が壊れちゃうよ!」
「ふははは、召喚したもの勝ちであるな」
大きなロボットがフェイトとちゃんを追っかけてるんや。ほんま、ありえへん光景や。
「そもそも召喚は苦手だし……」
「マスター、弾丸12発が飛んできます」
フェイトちゃん目掛けて赤と青の弾丸が放たれたみたいやけど、私には見えないし、フェイトちゃんは軽く手を振るとなんや、変な音がした。
「フェイトの方こそ反則だよ!」
「散らしただけだよ」
「魔法砲撃すら散らすじゃない! お姉ちゃんぷんぷんだよ!」
「まあ、フェイトを相手にするには接近戦しかないがな」
「ふっ、マスター相手に接近戦? 馬鹿ですか」
「ぐっ」
大きなブレードがロボットの手に現れてそれを振り下ろししてフェイトちゃんを斬ろうとする。でも、フェイトちゃんは……
「うん。無理」
片手でロボットのブレードを受け止めてしまったんや。
「むむ、これならどう! チェストォォォォッ!!」
「っ!?」
フェイトちゃんがブレードを止めている所にアリシアちゃんが飛び蹴りを入れて、フェイトちゃんを吹き飛ばしたんや。
「身体能力に関して、コピーがオリジナルに勝てると思わないでね!」
「うん。同じだもんね。でも、コピーの方が性能はいいんだよ。改造できるからね」
虚空からアリシアちゃんの背後に現れたフェイトちゃんは水色に光る掌を押し付けようとする。
「うわっ!? 殺す気だよ!」
「大丈夫。私は死なないよ」
「お姉ちゃんは死んじゃうよ!」
そう言いながら、至近距離で銃弾をフェイトちゃんの頭に叩き込んで、フェイトちゃんの頭を吹き飛ばした。
「ちょっ、何してんの!!」
「あ、はやて。大丈夫だよ。フェイトは死なないから」
「そうだよ」
死んだはずの身体が瞬時に再生して蘇ってたんや。ありえへんやろ。化け物やで、フェイトちゃん。
「私は死なないから、何があっても。だから大丈夫」
「2、300回くらい殺しても死ななかったしね」
「痛みも感じないし、全然平気だよ。そう、私は人類の夢とか言われる不老不死」
「そうなんか……」
「だから、はやても危な
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