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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百十一話:充電の時間
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は、抱き締められたりもしてないし!
「……ドーラ。今日……ほんと、可愛いな」
「はあ!?」
このタイミングで可愛いとか!
なに!?
何に関して言ってるの!?
この格好!?
反応ですか!?
「……何、驚いてんだよ。さっきも言っただろ」
「演技でしょ!?あれは、演技の一環でしょ!?」
「いや、だから。俺も本音しか言ってないって」
「いや、だって!確かに、ドーラちゃんは可愛いけど!いい歳して、こんな、少女趣味な」
「似合うんだからいいだろ。可愛いよ、お前は」
「やめて!!もう、やめて!!」
ここでドーラでなくて、お前とか!!
急所を的確に突いてくるのは、やめてください!!
「……ドーラ。あの魔法、かけてくれないか?綺麗にするやつ」
「う、うん!キレイキレイー……って、何、いきなり!?」
「……汗かいて、汚れてたから。あのままだと、抱き締められないし」
「……はああ!?」
え、なに!?
汚れるから?
私が、汚れるから?
遠慮して、しなかったの!?
我慢してたの!?
「綺麗になったから。……抱き締めても、いいか?」
「何!?なんで、聞くの!?いつも、そんなの聞かないのに!?」
今日に限って、なんで!!
「……あの女にされるのは、嫌がってたし。俺も嫌なら、やめる」
「う……い、……嫌じゃ、……無いよ……」
踊り子さんたちみたいに、揉みくちゃにされるとか無いし。
正直、落ち着くのもあるし。
「なら……いいか?」
「う……な、なんで、その、……抱き締め、たいの……?か、可愛い、から……?」
……ドーラちゃんが可愛いのはただの事実ですけれども、お前が可愛いとか言われた後に自分でこんなこと言うとか!
言ってしまったがどうなの!?
図々しくない!?
「それもあるし。あの女の相手で、疲れたから。充電したい」
「じゅ……充電……」
バネッサさんにぶつけたせいでと言われたら、断る選択肢は無いんですけれども。
それで充電できるとか言われると、また……!!
「ドーラ。いいか?」
「…………うん…………」
動揺し過ぎてもう顔が、赤いどころでは無いと思うんですけれども。
ヘンリーの顔が、全く見られませんけれども。
抱き締められたら顔も見えないし、意外と落ち着くかもしれない。
と、俯いたままでいたところを、そっと抱き締められます。
……なんだ、このソフトな接触は!
こんなところも、いつもと違うの!?
まだ、私を動揺させるつもりか!!
と、心拍数を上げつつ顔の熱を持続させていると、徐々に腕に力が込められて、結局いつも通りに強く抱き締められます。
……はあ、ち
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