第2話
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・・グスッ」
一刀「うん・・ごめんね寂しい思いをさせて・・・」
一刀は、月を抱きしめた。寂しい思いをさせてしまった妹を慰めるために。月も一刀の背中に手を回して一層一刀を抱きしめた。そして一刀は、詠のほうを見た。
一刀「・・・え「バカ!!」!!」
一刀は、詠の名前を言う時に詠が突然に抱きついてきた。
詠「バカ!!バカ!!、なんで連絡寄こさなかったのよ!!心配したじゃない!!」
一刀「・・・ごめん・・・電話がなかったから・・・」
詠「あんたのせいで、皆どれだけ心配したと思ってるのよ!!特に恋とねねと桂花が毎日夜に泣いてたんだから!!」
一刀「・・・ごめん・・・」
詠「・・・・僕だって、心配したんだから・・・グスッ」
一刀「・・・ごめん・・・」
一刀は、謝りながら月と詠の頭を撫でた。一刀は、無人島で修行していたため妹達に連絡することが出来なかったのだ。妹達が心配するのは、無理もなかった。
1分ぐらい時間が過ぎて二人は、一刀から離れ涙を拭いて笑顔で言葉を発した。
月「おかえりなさい、兄さん」
詠「おかえり、兄貴」
一刀「うん・・・ただいま・・・」ニコッ
一刀は、二人に応えるようにいつもの笑顔で言った。その結果・・・
月「へぅ/////(兄さんその笑顔は、反則です////)」
詠「うっ/////(前よりパワーアップしてる・・・)
朱里「はわわっ/////(お兄ちゃん格好いいですぅ/////)」
雛里「あわわっ/////(笑顔がまぶしいですぅ/////)」
結果は、ご覧のとおり4人とも一刀の笑顔に見惚れることになった。一刀は、滅多に感情を出さない人間なのである。妹達も一刀の笑顔を数回しか見たことがないのだ。そのため、免疫が出来ていない。当の本人は、というと・・・
一刀「・・・・(最近、風邪が流行っているのかな)」
いつもの天然スキルで勘違いをしていた。
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