番外 巫女と黒い竜と妖精王4
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!」
「そん時は俺に連絡しろ。これを渡しておく」
「これは?」
「通信機だな、使う時は俺の名を呼べばいい」
「分かったわ。でも、ウェンディに無茶はさせないから」
「その辺の判断は君に任せるさ。さて、俺の仕事は終わったな。それとこのギルドのことは俺が潰して孤児院にしたことにしておくからここで自由に暮らすといい」
「え?」
そう言ったのはパペットのマスターショコラだった
「今お前らが捕まればまたこの子達が路頭に迷うことになる。それならここを孤児院として扱わせた方がいいだろう?」
「あ…ありがとうございます??」
「いいってことよ。ときどき遊びに来させてもらうぜ」
「ええ、待っています。必ず遊びに来て下さいよ?」
「ああ、それとウェンディも早くギルドに戻りな。俺も帰るしな」
「はい!ありがとうございました!」
「では帰るか。換装、商神旅行!」
妖精の尻尾
side レイン
「ただいまー」
俺が帰るとギルドの空気は淀んでいた
そしてメンバーの一人が俺の声に気づき
「レインだ……レインが帰ってきた??」
「本当だ……マスター!レビィ!レインが帰って来たぞ??」
するとギルドの奥からはマカロフとレビィが走ってきた
「レイン!お主無事じゃったか??」
そしてレビィはと言うと……
「心配かけさせないでよ……本当に死んじゃったかと思ってたんだよ?私あなたがいなくなったらどうしたらいいか……」
泣いて俺に抱きついていた
「ごめん……」
「もしレインがいなくなったら私の思いを言えないままになっちゃう…そんなのは嫌。だから私…今言うね……私はあなたが好き。誰よりもあなたを愛しています」
「レビィ……」
「ごめんね、私ちょっと顔洗ってくるね」
俺は後ろを向き立ち去ろうとするレビィの腕を引っ張り抱き寄せた
「えっ…レ、レイン?」
「俺もお前が好きだ。これからもそばに居てくれるか?」
「……はい…喜んで??」
〜時間は元に戻る〜
あの事件がきっかけでレビィと付き合うようになったんだよな
そういやウェンディはしっかりやってんのかな……
「レイン?どうしたの黙って」
「ん?ああ、悪いルーシィ。ちょっと昔のことを思い出しててな」
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