反董卓の章
第6話 「伊達に毎日走らせてはいないのだ!」
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ましょう」
「わかりましたわ。猪々子さんと斗詩さんに陣触れを出させなさい! 袁本初が、華麗に、見事に、出陣いたしますわ! お〜ほっほっほっほ!」
「はっ! 直ちに!」
そうして部屋から出て行く唐周さん。
本当に拾いものでしたわね。
これだけ使える男でしたとは。
さあ、そんなことよりも!
わたくしの、わたくしによる、わたくしのためだけの大連合!
本当に楽しみですわ!
―― 唐周 side ――
ふう……馬鹿の相手は疲れるぜ。
集合場所一つにおいても、俺の指示を仰げってんだ。
こっちはあの男にいろいろ指示されてるんだからよ……お前らは虎牢関という死地で兵力を失うんだ、ほどよくな。
だが安心するといい。
連合は勝つ、勝たせる。
あの男は…………そう言ったんだから。
まあ、なんにせよ。
もうすぐ……もうすぐだ。
俺をこんな馬鹿の元でおべっか使わなきゃならなくなった元凶。
あの董卓、そして張遼という奴らを殺すことが出来る。
俺はあの砦での事は、一生忘れねぇ。
あの恨みは……きっちり晴らしてやる。
そして郷循…………いつかてめえにもだ。
必ず見つけ出して……………………
殺してやるよ!
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