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中二病が主人公になったら?
第10話
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ヤツにオレは圧されていたというのか・・・クソッ!」

サスケは後ろを向き、イライラとモヤモヤが入り混じった複雑な表情を浮かべ、この場を去って行った。

一方、シノはというと、ナルトが投げ捨てた小ビンにラベルが貼ってあったことに気付き、それを読むため拾い上げていた。
シノの予想では、当然ラベルに"灯油"と書かれていると思っていた。
しかし、彼はラベルを見て唖然とする。

意外ッ!それは"みりん"であった!

どの家庭にもある、ごく普通の調味料である。
あまりにも拍子抜けな物だったため、普段ポーカーフェイスである彼は珍しく苦笑を浮かべた。
それを見た者は誰もいなかったそうだが・・・。
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