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Angel Beats! the after story
記憶戻しの野球試合C
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「音無っちあーれーほーど先輩の邪魔しちゃーいけないって言いましたよね....」
冷たい声で言い放つユイに助けを求めるためにかなでとゆりの方を見ると何故か、かなではシスターがやっているような祈りのポーズをとり、ゆりは手を合わせて祈っていた。
「よそ見してどうしたんですか先、輩」
あまりの怖さに腰が引けてしまう。
「悪かった!」
身の危険を感じた俺はその場で土下座をしていた。周りの連中は味わったことがあるように同情した顔をしている中ユイは気にせず続ける。
「何を謝ってるんですか?四死球を出したことですか、点を取られたことですか、それとも先輩に怒鳴ったことですか?私は全然気にしてませんよ。」
次々くる言葉の暴力に泣きそうになってしまいそうな俺を誰も助けるどころかみんな手を合わせていた。
そんな中、俺に一筋の希望の光が見えるそれは日向がバッターボックスに立とうとしているところだった。
「おいユイ見てみろよ日向の番だぞ。最後の打席なんだからちゃんと応援してあげないとな」
ガシィとユイが俺に近づき肩を掴み言う。
「ありがとう音無っち。オラァーみんなで先輩応援すっぞ!」
チーム全員が鍛えられた軍隊のように無駄な動きなく1列になり日向の応援をする。
(どうなってんだ?)この時俺はユイが少し怖くなった。
気を取り直して俺も日向の応援に加わる。訓練でもしたかのような完璧な応援に相手チームは驚いていたが事実俺もかなでもゆりも相当驚いていた。
そんな時ピッチャーがボールを投げた。そのボールはど真ん中に入った。まずは一球見逃したのだろう日向は落ち着いてバットを構えて集中していた。
そして二球目ボールは曲がり日向は空振った。そして追い詰められた日向は落ち着いているそしてますますその集中が増してここまで空気がピリつくのが分かる。
ピッチャーが3球目を投げた時その瞬間が来た。
日向はボールをバットの芯に当て力強く振った。そのボールは高く飛び外野までいく俺らは大きく歓声をあげ相手チームは力が抜けていた。打った本人は塁をゆっくり走るのではなく全速力で走っていた、それに違和感を感じた俺らはボールを見る。そんな違和感に最初に気づいた相手チームの監督は大声で叫ぶ。
「お前らボールを追え!!それはホームランにはならない早くしろ!!」
監督の指示を受けた外野手は全力でボールを追うがボールはフェンスに当たり下に落ちるそのボールを拾った外野手はおもいっきりボールをホームに投げる。
日向は2塁を駆け抜け3塁に向かう。外野手が投げたボールはホームに届かず他の選手がボールを捕球する、そして日向は3塁を蹴り「うぉぉーー!!」と叫びながらホームに向かう。ボールを捕球した選手は全力でホームにボールを投げる。日向がホ
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