魔法先生ネギま!
0440話
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ているものだった。
「何が面白い? 俺に一発与えるなんてのは以前にも何度か経験がある筈だが?」
鳩尾を押さえながら魔力によりそのダメージを回復しながら尋ねると、唐突に笑いを収めてそれでも隠せないとばかりに笑みを浮かべるフェイト。
無表情がデフォのフェイトにしては酷く珍しい。それも嘲笑や冷笑、苦笑の類ではなく、本当に面白くて堪らないとばかりに浮かべている笑みだ。
「ようやく……ようやく分かったんだ。これが、これこそが恐らくジャック・ラカンが言っていた楽しむということなんだろう。そう、僕は今間違い無く楽しんで君と戦っている。あぁ、これこそが喜び、歓喜というものか!」
誰に聞かせるでもなく、まさに感情のままに叫んだフェイト。
それに答えようとして……ふとその背後にあるものに気が付く。
あれは、何だ? 空に逆さまになって大地が……まるで墓守人の宮殿がぐるりと回転したかのような……いや、違う!? 俺の視線の先にある物。それはこの世界に俺が転移してきてから幾度となく見た存在だ。即ち……
「世界樹!?」
という事はあそこに広がっている光景は……
「麻帆良、だと?」
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