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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百八話:出陣の朝
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収するから!邪魔はしないわ、絶対に!」
「いや……邪魔とか、そんな心配をしてるわけじゃ……。ともかく、ありがとうございました。頑張ります」
茶番を他人に見られてるというのが、単純に恥ずかしいんですけれども。
色々と力になってもらったわけだし、それくらいは我慢するか。
踊り子さんたちが離れていったところで、部屋の扉を叩きます。
「ただいまー。帰ったよー。誰か、いるー?」
「ドーラ様。只今、参ります」
返事があり、すぐにピエールが扉を開けて迎えてくれます。
「ただいま、ピエール。一人?」
「お帰りなさいませ、ドーラ様。お三方は出ておられまして、拙者一人にござります。今朝はまた、一段とお美しくあられますな」
「ありがとう。踊り子さんたちが、やってくれたんだ。……ヘンリーは?昨日は、帰ってきたの?」
「勿論にござります。纏わりつく女人を振り切るのに大層苦労なされたようで、随分と消耗しておられましたが。確かに、戻られ申した」
「そ、そうなんだ……。放っといて、悪いことしたかな……?」
「なんの。昨夜のドーラ様の状況からすれば、更なる問題を招いた可能性もありましたゆえ。賢明なご判断であったかと」
「そうだね……男装だったもんね……」
男装では、恋人のフリもできない……とも限らないが。
話が無駄にややこしくなることは、間違い無さそう。
「……でも!今日は、戦闘準備は万端だから!今日は、大丈夫!ちゃんと、ヘンリーを助けるから!」
「あの女人とドーラ様では、始まる前から勝負は見えてござりますが。ご武運を」
「ありがとう!私、頑張るね!」
ピエール情報でどうもやっぱりヘンリーは嫌がってたらしいことがわかったし、気合いを入れ直して!
あとはヘンリーが帰ってきて、バネッサさんが突撃してきたら!
いよいよ、戦闘開始です!
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