暁 〜小説投稿サイト〜
焼き鳥ハイスクールD×D 〜 ちょいワルホスト系に転生した男 〜
魔力修業
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
せることこそが大事だからね。イメージさえうまくできれば、ライザーならそれほど苦労しないで扱えると思うよ?」

ふーん。

そういえば、魔力の素質がほとんどないはずの原作主人公である兵藤一誠が、『ドレス・ブレイク』なんて技を開発してたけど、あれは一誠が正確に技のイメージを思い浮かべることができたから、あそこまでのできになったんだろうな…。

………ふむ。


「兄上。一つ質問があるのですが」

「?なんだい?」

「魔力はイメージを具現化かすることが大事と仰いましたが、どのようなものまで具現化が可能かわかりますか?」

俺のその問いに、兄上は顎に指をつけ、「う〜ん」と、しばし考え込むような仕草をしてから口を開いた。

「正確にどこまでできるのかとかはわからないけれど、大体のことは魔力で具現化できるはずだよ。神滅具ロンギヌスのような規格外の力や、グレモリーやバアルの『消滅』や、我が家の『不死』みたいなそれぞれの家の特性みたいな、固有技能に近いものはさすがに無理だと思うけどね」

「ふむ。つまりは自然の法則に反しない程度なら、ほぼ確実に具現化が可能なわけですね?」

「?まあ、そういうことだけど…、なにか思いついたのかい?」


兄上の問いに、俺は笑みを浮かべた。


「ええ。ちょっとおもしろいことができそうです」


そう。もしこれができたら、俺の大きな力になるだろう。


俺は兄上に自分の考えたことを話すと、おもしろそうに笑みを浮かべる。



「確かに理論上は可能だ。実現できた時は君の大きな力になるだろうね。ただやはり実現するのは、いや、使いこなすのもかなり難しいと思うよ」


「まあ、それは覚悟の上ですよ」


俺が考えたことは、別に一誠みたいに自分の得意分野じゃないし、特別それの素質があるわけじゃないだろう。

でもまあ、不可能じゃないとわかっただけでも上等だ。必ず実現し、使いこなしてみせる!



俺は、そう心に誓うのだった…。


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ