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焼き鳥ハイスクールD×D 〜 ちょいワルホスト系に転生した男 〜
魔力修業
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魔力修行
さあ、やってきました修行場!
…と、言うわけで、現在俺ことライザー・フェニックスは、フェニックス家地下にある修行場に来ております。
何故そんなところにきているのかというと、父上に修行のやり方について相談しにいった時に、「それならまずは、魔力の扱い方を完璧にするべきだ」と言われたからだ。
なんでも、俺の魔力は、フェニックス家の中でもかなり高く、単純な魔力量だけならば、現当主の父上、『ラウル・フェニックス』をも凌ぐほどらしく、魔力のコントロールを完璧にし、無駄をなくすだけで、かなり強くなれるだろうとのこと。
さすがフェニックス家の才児(笑)、ライザー・フェニックス。才能だけなら申し分ないぜ!
まあ、そんなわけで、その貴重な才能を腐らせないために、早速魔力修行を開始しようと、ここにやってきた、というわけである。
そして、そんな俺の側には、一人の同行者がいた。
「それじゃあ、そろそろ始めようか、ライザー」
「はい、ルヴァル兄上!」
この爽やかなイケメン(チッ!)は、『ルヴァル・フェニックス』。
我らフェニックス三兄弟の長男にして、フェニックス家の次期当主であるこの人が、何故ここにいるかと言うと、俺がこの修行場に来る途中に、ばったり遭遇し、どこに行くのか聞かれたので、修行場で魔力修行をすると言ったら、
「じゃあ私も行こう。ライザーも、悪いところを指摘してくれる相手がいたほうがいいだろう?」
と言って、ついてきたのである。
俺としても、誰か先生役が欲しかったのでそれは有り難いのだが、兄上は次期当主の身であり、その勉強で忙しかったはず。
そちらは大丈夫なのか気になったので聞いてみたのだが、今日の分は既に終わっており、後は学校の課題を終わらせるだけらしい。
あ、ちなみに兄上は、冥界の魔王領に通っている。
原作で、木場も言っていたように上級悪魔が通う学校は、アスタロト領の学校か、魔王領の学校かに分かれるのだが、家の兄上たちは、二人とも魔王領の学校を選択している。多分俺も魔王領の方の学校に行くだろう。
閑話休題。
まあ、そんなわけで兄上の都合も大丈夫だというわけなので、遠慮なくご指導賜ろうと、いうわけなのである。
「というわけで、早速よろしくお願いします、兄上」
「?何がというわけなのか分からないのだが…。まあいい、それでは始めようか、ライザー」
「はい!」
俺の元気のいい返事を聞いた兄上は、薄く微笑む。
「ふふ、いい返事だ。そうだな…。まずはお手本を見せよう」
そういって、兄上が指をパチンと鳴らすと、何もないところから、紅色の球体がいく
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