暁 〜小説投稿サイト〜
焼き鳥ハイスクールD×D 〜 ちょいワルホスト系に転生した男 〜
魔力修業
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
魔力修行







さあ、やってきました修行場!


…と、言うわけで、現在俺ことライザー・フェニックスは、フェニックス家地下にある修行場に来ております。


何故そんなところにきているのかというと、父上に修行のやり方について相談しにいった時に、「それならまずは、魔力の扱い方を完璧にするべきだ」と言われたからだ。


なんでも、俺の魔力は、フェニックス家の中でもかなり高く、単純な魔力量だけならば、現当主の父上、『ラウル・フェニックス』をも凌ぐほどらしく、魔力のコントロールを完璧にし、無駄をなくすだけで、かなり強くなれるだろうとのこと。

さすがフェニックス家の才児(笑)、ライザー・フェニックス。才能だけなら申し分ないぜ!


まあ、そんなわけで、その貴重な才能を腐らせないために、早速魔力修行を開始しようと、ここにやってきた、というわけである。

そして、そんな俺の側には、一人の同行者がいた。


「それじゃあ、そろそろ始めようか、ライザー」


「はい、ルヴァル兄上!」


この爽やかなイケメン(チッ!)は、『ルヴァル・フェニックス』。

我らフェニックス三兄弟の長男にして、フェニックス家の次期当主であるこの人が、何故ここにいるかと言うと、俺がこの修行場に来る途中に、ばったり遭遇し、どこに行くのか聞かれたので、修行場で魔力修行をすると言ったら、


「じゃあ私も行こう。ライザーも、悪いところを指摘してくれる相手がいたほうがいいだろう?」


と言って、ついてきたのである。

俺としても、誰か先生役が欲しかったのでそれは有り難いのだが、兄上は次期当主の身であり、その勉強で忙しかったはず。


そちらは大丈夫なのか気になったので聞いてみたのだが、今日の分は既に終わっており、後は学校の課題を終わらせるだけらしい。


あ、ちなみに兄上は、冥界の魔王領に通っている。

原作で、木場も言っていたように上級悪魔が通う学校は、アスタロト領の学校か、魔王領の学校かに分かれるのだが、家の兄上たちは、二人とも魔王領の学校を選択している。多分俺も魔王領の方の学校に行くだろう。

閑話休題。

まあ、そんなわけで兄上の都合も大丈夫だというわけなので、遠慮なくご指導賜ろうと、いうわけなのである。


「というわけで、早速よろしくお願いします、兄上」


「?何がというわけなのか分からないのだが…。まあいい、それでは始めようか、ライザー」


「はい!」

俺の元気のいい返事を聞いた兄上は、薄く微笑む。


「ふふ、いい返事だ。そうだな…。まずはお手本を見せよう」

そういって、兄上が指をパチンと鳴らすと、何もないところから、紅色の球体がいく
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ