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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百七話:着せ替えドーラちゃん
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「学習しない馬鹿は放っといて。ドーラちゃん、下着大丈夫だった?思ったよりだいぶ大きかったし、合わなかったんじゃない?」
「……はい。ダメだったから、上は着けてません」
「あ、やっぱり?見た目で、そうかと思ってたんだけど。私のなら、なんとか着けられると思うから。部屋に戻ったら渡すわね」
「寝る時は外すし、別にこのままでも」
「でも、明日があるからね。すぐ外してもいいけど、試すだけ試しておいて」
「はい」
「ドーラちゃんが……このお姫様が、着けてない……!?」
「……ドーラちゃん!!やっぱり、ちょっとだけ!!ちょっとだけ、触らせ」
「殲滅されたいんですか?このド変態どもが」
「うう……このドーラちゃんになら、殲滅されるのも、ちょっといいかも……?」
「救いようの無い変態ですね、本当に」

 女性に暴力とか気が進まないが、体に覚えさせることも、もしや必要なんだろうか。

「ドーラちゃん。そろそろ逆効果になりそうだから、やめておきましょうか。私が黙らせるから」
「はい!クラリスお姉様!」
「うう、クラリス……!!なんて、妬ましい……!!やっぱり殲滅より、あっちがいい……!!」
「なら学習しなさいよ、いい加減に」


 と、ドーラちゃんのあまりの可愛さに混乱状態に陥った変態ども……いやいや踊り子さんたちを、クラリスさんが散々説教して正気に返らせて。

 普通に会話が成り立つようになったところで、クラリスさんのお部屋に戻ります。


 で、また持ち寄って頂いた服を前に、明日の衣装選びが始まったわけですが。

「ドーラちゃん!これ!これ、着てみて!」
「……これ。踊り子さんの、舞台衣装ですよね?……これを着て、バネッサさんを倒せと?」

 いわゆる、踊り子の服ってヤツですが。
 ゲームでは防具扱いだったとは言え、普通に街で着るようなものでは無いと思うんですけれども。
 いくら相手が踊り子さんとは言え、対抗して着る必要があるとは思えない。

「試しに着てみるだけよ!スタイルいいし、絶対似合うって!」
「いやー……でも……」

 またみなさん、混乱状態になるんじゃないの?

「大丈夫よ!学習したわ!さすがに!」
「そうね!怖いからね、色々と!」
「そうよ!美少女は、(けが)さずに遠くから愛でるものだったのよ!間違ってたわ、私たち!」
「はあ。……次は、無いですからね?本当に」
「大丈夫!!任せて!!」

 と、妙に気合いの入った踊り子さんたちを、ひとまず信用して。


「きゃー!やっぱり、スタイルいいー!映えるわね、なんかもう理想像って感じ!踊り子の!」
「やだ色っぽい!完全に、負けたわ!」
「もう、ここで働かない?」
「いや、踊れませんし。事情もあるんで」
「ヘンリーさ
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