第1章 旧校舎のディアボロス〜異界使いと変わりゆく日常〜
第1話
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side 黒斗
俺は黒斗、ちょっと変わってる人間だ。
今は高校2年、「私立駒王学園」に通っている。
まあ、俺のクラスには問題なやつらがいるが・・・
「見よ!この秘蔵コレクションを!」
「おお、これは・・・」
・・・そこでAVやらを広げているバカ3人、エロ3人組だ。
松田、元浜、兵藤の3人なのだが・・・
「おい、伊守も見ろよ、こりゃすごいぞ」
「黙れ、元浜。流石に黙ってられないぞ」
こいつら・・・
松田は、運動神経が抜群な見た目は爽やかスポーツマンなんだが・・・部活動は写真部、女子の着替えを盗撮しているバカその1だ。
元浜は、眼鏡をとおして女子を見ることでスリーサイズを当てることができる「スリーサイズスカウター」とかいうやつを持ってる・・・こいつ将来わいせつ罪で捕まるんじゃなかろうか。
で、兵藤は・・・おっぱい魔人だな。あそこまで執着するやつを俺はほかに知らない。
兵藤は根はいいやつなんだよな・・・でも、煩悩がすごい。
一誠に限っては、あの頭をどうにかできたら彼女の一人はできそうなんだがなぁ・・・
「とりあえず、その机の上に上げている物体を30秒でしまえ。でなきゃ破壊するぞ?」
「な、俺の秘蔵コレクションを破壊だと!?」
「おい、元浜!すぐにしまえ!俺は以前ガチで破壊されたことがある!」
「28・・・29・・・30。さあ、覚悟できたか?」
「ま、まってくれ・・・話せば、話せばわkぎゃあああああああああああああああ」
この日の朝、エロ3人組の悲鳴が轟いた。
「はぁ・・・なぜ俺たちには彼女ができないのだろうか・・・」
「自業自得だアホ。そりゃ女子の目の前であんなもんだしてりゃ嫌われるわ」
「うるせぇ!てめぇはイケメンだからモテるんだろうが!」
「あのな・・・俺はモテ非モテはどうでもいいが、女性に不快な思いをさせる行動はしないぞ?」
「く・・・これが差なのか・・・ちくしょー!」
「ったく・・・じゃあ、また明日な」
「おう!じゃあな!」
・・・ふう、疲れたな。
「ただいまー」
「あ、おにぃおかえり!」
「マスター、おかえり。もうご飯の支度はできてるよ」
「おお、ニャオにアリスか。そうだな、飯にするか」
こいつらは、ニャオニクスのニャオ、クチートのアリス。
ある日、家に帰るとなぜかこいつらが擬人化して家にいた。
なぜか前世の記憶の破片なのか、こいつらのことをすぐに理解できた。
そう、彼女たちはポケモンなのだ。
「そういえば、さっきイッセーだっけ?あの人が浮かれて帰るとこを見たわよ。」
「ほう、イッセーが・・・何かあったのか?」
「もしかしたら、彼女ができたのかもねー!」
「あいつに限ってそんなことは・・・」
その日の
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