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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0439話
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「そこで第2のプラン。正確には第1のプランの補助的なプランだ。魔法世界の崩壊の理由はあくまでも魔力不足であって、火星の魔力じゃなければ駄目という訳でもないんだろう?」
「そうだね、それに対する答えはイエスだ」
「なら話は簡単だ。火星のテラフォーミングが完成するまでの間はどこか他の場所から魔力を持ってくればいい」
「……何だって?」
「さっきも言ったが、宇宙に出るのに四苦八苦しているこの世界の科学技術では無理かもしれないが、俺達にとっては宇宙に出るのはそう難しい話じゃ無い。実際宇宙を自由に移動する為の艦船なんてのは大量に作られているしな。それを使って火星の近くにある惑星から魔力をどうにかして運んでくればいい。場所的には金星、あるいは木星といった所が火星から近いから最有力候補か。それに……」
「……取りあえず、金星は除外した方がいいと思うけどね」
「何でだ?」
「さて、それは君自身が解き明かすべき謎だと思うよ。それで、それに……の続きは?」
「あぁ、最終手段としてはホワイトスターにある転移装置を使って他の平行世界にある地球から魔力を運ぶという方法もある。もっとも、そのどれを選択するにしても魔力を運ぶ為のタンクや容器の類は開発しないといけないがな。ちなみに、その方法を取る場合は今ならおまけとして火星のテラフォーミングに使える人型機動兵器ストライクダガーという機体も付いてくるという大奮発だ」

 ストライクダガーは鹵獲したのはいいがシャドウミラーでも持て余しているいらない子だから、その処分も兼ねてるんだがな。

「なるほど、君の提案は分かった。まだ話を聞いただけだが、実際に成功の見込みもあるだろう」
「どうだ? 受けるか?」
「……残念ながら成功の見込みがあるからといって、はいそうですかと計画を乗り換える訳にもいかないのが実情でね。それに僕としてもこれまでこの計画の為にここまで頑張ってきたんだから、そう簡単に乗り換えるという訳にもいかないさ」

 そう言いつつも、どこか迷うように微かに揺れている目の光。それを見た俺は敢えて挑発的な口調で言葉を紡ぐ。

「自分の意地で魔法世界を救う為のチャンスを見逃すのか?」
「……確かにそうだね。僕達の目的はあくまでもこの魔法世界を救う事なのは間違い無い」
「それに、このリライトの儀式は何も今すぐにやる必要はないんだろう? なら魔法世界が崩壊する寸前まで待って、それでも駄目なようなら最終手段としてやればいいじゃないか。本当に取るべき手段が無いと言うのなら俺もお前達に協力してもいいし。ついでにMMのように現実世界でも存在出来る人間達に関しては俺が引き受けてもいい。ホワイトスターはそれこそ1つのコロニー並の大きさがあるからな。1億人程度ならどうとでもなる」

 何しろ現在ホワイトスターに住
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