これで おあいこな
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その蹴りでガジルとシュランは背中合わせのような状態になった。
「お、俺のブレスが・・・!」
「どれだけのものを傷つければ気が済むんだお前らは!」
ナツの怒りの叫びが響き渡る。
「バカな・・・!この俺がこんな奴に・・・こんなクズなんかに!」
「今までのカリを全部返してやる!妖精の尻尾に手を出したのが間違いだったな!」
「愚者は妖精の前で堕ちなさい!いいえ・・・必ず堕としてやるわ!こんな愚かな争いを起こした、これがアンタ達への罰よ!」
「俺は・・・最強の・・・」
「ガジル様!」
ナツは右拳に魔力を集中させ、ティアは空中に三つの魔法陣を展開する。
そして、まるでタイミングを計ったかのように・・・同時に渾身の魔法を放った。
「紅蓮火竜拳!」
「大海海竜拳!」
「ああああああああっ!」
「きゃあああああああっ!」
炎を纏った右拳の連続パンチと、水で構成された拳が決まり、それを喰らったガジルとシュランは倒れた。
それだけではなく・・・ファントムギルドの全体が崩壊した。
それを外から見ていたクロス達は、一気に歓声を上げる。
「これで、おあいこな」
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