生きる伝説VS二刀流の悪魔&もう一人の聖騎士
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キリトサイド
俺が二刀流突進技「ダブルサーキュラー」を放つ、二段構えの攻撃をヒースクリフは難なく防ぐが、その上空からクラディールが襲い掛かってきた。英雄剣単発重攻撃「メテオ・ストライク」だ。これは防ぎきれまい・・・・・!
「ぬん!」
だが、流石は生きる伝説、これ位は難なく防いでしまうらしい。
「・・・・・素晴らしい反応速度だな・・・・・。」
「そっちこそ硬すぎるぜ・・・・!」
かつて無い強敵との戦いで俺の脳は限界までアクセラレートしていた。単発重攻撃「ウォーパル・ストライク」を放つ、岩壁のような手ごたえを無視し、剣を押し込む、無論ガードされてしまったが、多少のダメージは抜けた感覚があった。
「「うおおおおおっ!」」
途端に俺とクラディールは地面を蹴った。乱舞する光、途中、互いの攻撃が弱ヒットし、HPバーがじりじりと減ってゆく。まだだ、まだ上がる、ついて来いヒースクリフ!
全身を全力を開放する快感に包まれる。見るとクラディールは笑っていた。きっと俺も笑っていただろう。
双方のHPが五割が見える所となった時、無表情だったヒースクリフの顔にちらりと感情らしきものが映った。何だ・・・・・焦り・・・・・・・?
「「おあああああああっ!」」
途端、俺とクラディールは全ての防御を消し去り、攻撃を放った。俺は「スターバースト・ストリーム」、星屑のようなエフェクトを散らしながら切り払い、切り下ろし、剣を逆手に握ってX字に切り裂く。まだまだ剣劇は止まらない。
クラディールは「エンプレス・ストライク」。体をコマのように回転させて一撃、大上段からの切り下ろし、空中で縦に一回転して全力の一撃。
その時、世界がぶれた。右にあった筈の盾が、コマ送りのように左へ。
俺達は容赦ない硬直時間を強いられ、ヒースクリフに敗北した。
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