暁 〜小説投稿サイト〜
圧倒的究極神が世界を旅するそうです ハイスクールD×D編
旧校舎のディアボロス
第三話
[3/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
ら此方に来い」
たっぷりと可愛がってやる、その言葉に反応してベッドから離れて会話をしていた3人は顔を見合わせる。
言葉の意味を理解したのか、互いに頷き合うと我先にとベッドに向かった。
そして、数分も経たないうちに一誠の部屋からは幾つもの嬌声が聞こえてきた。
朝の運動を終えた一誠達は朝食を済ませ、普段と変わらず登校した。
教室に入った途端に攻撃してくる松田と元浜を、一誠は普段通りに教室の床に叩きつける。
そして授業を受ける。ただ今日の放課後は少し違っていた。
「イッセー君、木場君が呼んでるわよ」
一誠を呼ぶ声があった。呼ばれた方に向くと一人の女子生徒がいた。
呼んだのは、桐生と呼ばれる女子生徒だ。
彼女は決して悪い人間ではない。
だが、耳年増というのか、その手の事に知識が深い。
一誠の兄妹である白音や霞とも親交があり、その際に色んな知識を教えたりと余計なことをしてくれる。
しかし、本人は知識はあっても経験はないらしく、かつて一誠が問い詰めた際に、
「ね、年齢=彼氏いない歴なんてそんなことあるわけないじゃない。処女賭けてもいいわよ!?」
と非常に返答に困る返答をしてくれた。
だが、顔を真っ赤にし、視線を泳がしたりと、結果を聞かなくてもわかる反応をしていた。
白音や霞に要らん知識を吹き込むが、決して悪い人間ではない、それが一誠の桐生藍華に対する評価だ。
一誠は手早く荷物をまとめ、席を立った。
「わかった、ありがとう桐生。シルマ、準備はできているな、行くぞ」
「はーい、それじゃあ皆、また明日ねぇ」
「お礼なら駅前に新しくできたケーキ屋の新商品をお願いするわ」
「俺を呼んだだけでか」
一誠はシルマを呼んだあと、桐生と軽口を叩き合いながら、木場の元に向かった。
「やあイッセー君、僕が件の使いなんだけど話は聞いているかな?」
「ああ、聞いている。それと連れて行きたいやつがいるんだがいいか?
こっちのことは知ってるから問題ないはずだが」
「わかったよ、すぐに集まれそうかな?」
「元々連れて行くつもりだったしな、そろそろ来るだ。…ほら来たぞ」
一誠の元へ紅音と霞、黒歌、白音が歩いてきていた。
「じゃあ行くか。木場、案内を頼む」
「わかったよ。それじゃあ着いて来て」
木場が案内を引き受け、先頭を歩いていく。
紅音達の視線が外れた瞬間、一誠は桐生の耳元に口を寄せ、
「今度、駅前のケーキ屋にでも行こうか、藍華」
「な!?」
言外にデートをしよう、と、特大の爆弾を桐生の下に落としてから、先に行った木場を追う。
残された桐生は顔を真っ赤にして立ち
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ