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圧倒的究極神が世界を旅するそうです ハイスクールD×D編
旧校舎のディアボロス
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「そうです、これは大切な私だけの思い出なんです。誰にも言えません」
胸を張って宣言する白音を、紅音達は微笑ましそうに見ていた。
一誠は一糸纏わぬ彼女達を眺めたあと、自由になった腕で枕元に置いてある携帯に手を伸ばし時間の確認をした。
現在の時刻は6時19分。二度寝をするには少々遅い時間であり、登校の準備をするにも少し早い微妙な時間である。
浄化の魔法を発動させ、部屋と人を綺麗にしたあと、ベッドに寝たまま会話をする5人を眺めていた。
(胸の大きさだと紅音が一番か。ついで黒歌、シルマ。霞は姿を自由に変えられるとして、白音は…今後に期待か)
一誠も男だ。同じ部屋に5人もの裸の美女美少女がいれば目線が行くのは当然である。
「あっ、…」
白音が急にもじもじと体を捩らせ始め、顔を朱く染めている。
先程ずり落ちたタオルケットを羽織っているが、恐らく体も朱く染めているだろう。
「白音、どうしたのにゃ?」
黒歌が白音の異変に気づき、声をかけた。
考え事をしていて、ぼうっとしていた一誠も白音の異変に気づいた。
「顔が赤いがどうした?」
「その、兄様のが…大きくなってます」
白音が顔を真っ赤にして、俯きながら蚊の鳴くような声で言った。
一誠もそれに釣られて視線を落としていき、ある地点まで到達したことで顔を手で覆っていた。
夜を共に過ごし、白音が力尽きてそのままの体勢で寝てしまったことを思い出した。
腰が抜けて動けなかったのだろう、タオルケットを羽織り直したのもそれが理由か、と一誠は納得した。
黒歌もそれを見て一瞬顔を赤くしたが、顔には別の表情が浮かんでいる。
「ねぇイッセーぇ、朝から激しい運動をしようにゃん?」
黒歌は寝転がったままの一誠に再び抱きつき、自らの肢体をこすり合わせていく。
啄むようなキスをし、耳に舌を這わせていた。
一誠に断る理由はない。
即座にこの部屋を自分で創りだした特別な結界で覆う。
その結界は、ムゲンフィールドを元に作り上げた為、結界内の時間が経たない、とても頑丈、探知されにくいといった特徴がある。
結界が正常に作動したことを確認した一誠は、白音と体の位置を入れ替え二人をベッドに押し倒した。
体の位置を入れ替えた際に、白音から少し嬌声が漏れた。
「俺は欲望には忠実でな、少しの間付き合ってもらうぞ」
一誠は二人を抱き寄せ、耳元で宣言した。
「兄様…はい、可愛がってくださいね」
「少しと言わずに心行くまで堪能してほしいにゃ」
二人の言葉に、更に一誠の情欲が燃え上がる。
結界に気づき、話をやめて此方を見ていた紅音達3人にも声を掛けた。
「そこの3人も混ざるな
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