TURN100 マッドサイエンティストその七
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言う宇垣だった。顔もそんな感じだ。
しかし彼は生きている、それでこう言うのだった。
「だが生きてさえいれば奉職出来るまた起き上がるぞ」
「心の底から尊敬しますよ」
東郷も真顔でこう言うばかりだった。
「真希にも話しておきます」
「うむ、真希ちゃんや子供達の手本になれば冥利に尽きる」
宇垣にしても満足だというのだ。
「ではまたサイボーグ手術を受けようぞ」
「お陰で助かりました、有り難うございます」
「礼はいらぬ、ではな」
こうして宇垣は首だけになりながらも戦線を離脱した、かくして東郷を集中的に狙ったパイプオルガンは失敗に終わったのだった。
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