暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第一章
*エースとの別れ*
雷が泣いた日。4
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の中にはエースの優しさでいっぱいだった


白髭「リノォォォ!!」


リノ「!?」


ジジイの声が聞こえて頭を上げると


あたしの頭上には剣や銃を構えた蛆虫どもがあたしを殺そうとしていた


けどミファルが時渡りで違う場所へと移動すると


ほんの一瞬の出来事に頭が真っ白になって


それから自分が今、何処にいるのか気付いた時にはさっきまでいた場所から煙が上がっていた


リノ「う・・・そ・・・っ・・・そん・・・な・・・!!」


ハンコック「リノ!!」


リノ「やめて・・・エースが・・・!!」


ハンコック「止めるのじゃリノ!!」


エースのとこへ行こうとしたあたしの腕を引っ張り、


ハンコックがあたしをレオンの背中に乗せて船が留まっている場所へと連れて行く


リノ「お願いだからやめて・・・ハンコック!!エースが!!エースが…!!」


レオン『リノ!!いい加減にしろ!!』


リノ「っ・・・」


レオン『アイツはもう・・・いないんだぞ・・・!!』


何で皆・・・何でそんなに・・・


人が目の前で亡くなって平然そうな顔でいられるの・・・?


自分が愛した人じゃないから・・・?


リノ「なんでよ・・・!!分かんないよ・・・!!・・・何で・・・!?」


レオン『悲しいのはお前だけじゃない!!』


リノ「?!」


そう言ったレオンの声がわずかに震えていた


顔は見えなかったとしても・・・レオンの声からは・・・少しだけ、レオンの気持ちが分かった


・・・けどまだ終わった訳じゃなかった


ハンコック「なんじゃ・・・あの黒い煙は・・・」


リノ「え・・・?」


横にいたハンコックが止まって振り返ると


レオンも止まってあたしたちは黒い煙を見上げた


ベガルス『見たことの無い煙だな・・・』


ラフュー『・・・そう遠くはないぞ。』


エルノ「メリーサ、あそこでは今何が起きている」


メリーサ『・・・・・・・・・』


リノ「?・・・メリーサ・・・?」


メリーサ『・・・リノ、お前は見ない方が・・・』


リノ「貸して・・・!!」


メリーサが持っていた宝玉を無理矢理奪うと


いつもみたに言う事を聞きたがらない宝玉に軽く電撃を流し込むと


宝玉に映ったのはジジイが撃たれているところだった


リノ「ジジイ・・・!!」


ハンコック「何ということじゃ・・・!!」


宝玉の中でひたすら流れている光景にあたしは何も出来なかった


ただただ呆然と見てるだけで
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ