黒と白のルナティック姉妹
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性変換に多数のレアスキルを持っているようです。流石はプレシアの娘ですでは、今日の課題です」
「うん」
瞬く間に時間が過ぎて、俺……私の力は本当に強大だと理解した。妖力の代わりに魔力だけど、その保有量がSSSオーバー。それを収束して撃ったら、マスタースパークだって撃てちゃう。まあ魔力は悪いんだけど。
「フェイトに普通のデバイスは必要ありませんね。そうです、どうせなら融合機にしましょう。たしか、有ったはずです」
そして、リニスが持ってきたのはエセルドレーダだ。なんでも流れ着いてきたそうだ。そして、契約を行って私のデバイスにもなってもらった。ちゃんと鎌と大剣と二刀流モードは用意する。でも、どっちかというと砲撃の方が得意なんだけどね。
「リニス、フェイトは……」
「プレシア、フェイトは天才です。間違いなく最強クラスです」
「そう。なら、母さんの為に働いて貰いましょうか」
「まま!」
私は抱きつきながら、さっさと汚染された精神を回復させる。収束し取り除いたのだ。病も同じ方法で解除し、永遠の時間を与える。
「これは……フェイトのレアスキルかしら?」
「そうだよ。あとね、ママが私もちゃんと愛してくれるなら、お姉ちゃんを蘇らせてあげるよ」
「っ!? できるの!?」
「ちょっと違うけどできるよ。私の能力に境界を操れる程度の能力があるの。だから、空間と時間という境界を弄って、こっちに呼び戻せばいいの」
「っ!? そうね、それならできるわ。やって頂戴!」
「わかった」
直ぐに弄って、お姉ちゃんをこちらに引きずり込む。
「ああ、アリシア……」
「まま……? どうしたの? なんだか変だよ?」
「いえ、大丈夫よ」
「あと、これもおまけだよ」
今度はお父さんも呼び出す。
「プレシア」
「あなた……」
それから、お互いに説明しあい、母さんは少し怒られた。でも、嬉しそうだ。
「ふぇ〜いと!」
「ひゃう!? お、お姉ちゃんっ!!」
「お姉ちゃんと遊ぼ!」
「う、うん……」
ちょっとアリシアお姉ちゃんは苦手だ。事あるごとにくっついて私を弄ってくる。
「魔法使いたいんだけど、どうすればいいの?」
「お姉ちゃん、魔力は……」
「あんまりないよ。だから、フェイトの力でね?」
「それは反則だよ……」
「お姉ちゃんの事嫌い? お姉ちゃんはフェイトの事大好きなのに……」
「わ、わかったから!」
泣きそうなお姉ちゃんに仕方なく境界を弄る。魔力の最大値という境界を弄ってあげる。ついでに身体も私ぐらいまで成長させてあげる。下げるのは難しくても上げるのは簡単だ。いや、下げるのもできるけど。
「ふふふ、これが魔力……」
「あ、アリシア!」
「お母さん!?」
「アリシアが成長し
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