第八話 修行ですか応用ですか
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たら俺ターゲット認定されてた。夜道にゃ気をつけよう。ん?部長が汚いもの持つみたいに小瓶を持ってる。ああ、聖水か。仕方ない。
「次に、聖水や聖書の特徴をお教えします。まずは聖水。悪魔が触れると大変なことになります」
具体的には知らないが、皮膚が焼けただれたりするのか?肌荒れは嫌だな。
アーシア。作り方教えてもいいことあるのか?あるんだな。
「次は聖書です。小さい頃から毎日読んでいました。今は一節でも読むと頭痛が凄まじいので困っています」
「悪魔だもの」「悪魔ですもんね」
「・・・・・・悪魔」「うふふ、悪魔は大ダメージ」
「悪魔ですからね」「うぅぅ、私、もう聖書も読めません」
言葉だけでダメージ与えられるエクソシスト。俺たち圧倒的に不利だな。俺は文字道理例外だが。
「でもでも、この一節は私の好きな部分なんですよ・・・・・・。ああ、主よ。聖書を読めなくなった罪深き私をお許しーーーあう!」
はあ。
「(アーシア、お祈りとかしたかったら私に言いなさい)」
「ほえ?」
何事にも裏技はある。俺は能力を使うだけ。
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「あの、紫さん。さっきいったことって」
「アーシアが聖書読んだりお祈りする前には私に言いなさい。ただし、他の人がいないところでね?」
「え?どうしてですか?」
「私の神器を使うの」
「紫さんの神器・・・・・・空間移動の?」
「あれは応用。本質は違うわ。ともかく、お祈りとかするの?」
「あ、はい」
「動かないでね」
人類と人外の境界。これで悪魔のアーシアを人間にする。以前籃に使った事があるから簡単にできた。
「はい。良いわよ。思う存分やっていいわ」
「はあ、ああ、主よ。罪深き私をお許しくださいーーー・・・・・・痛くない!?」
「終わったら言いなさい。そこでやることがあるから」
「はい!ありがとうございます!」
人間ならシステムによって頭痛は起きない。これでよかったな。俺の能力のボロがでなけりゃ。
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俺は家に一時帰宅していた。
「幽々子、どう?できた?」
「うん。死を操る能力で、植物の寿命を延ばした」
死を与えるとは逆に死を遠ざける事による延命。果てには死の否定。俺は悪魔だから寿命が長いが、幽々子は人間のま
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