第八話 修行ですか応用ですか
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のところ、俺の能力は空間移動しか見せていないし教えていない。能力は秘匿するものだと思うんだ。何処から情報が出るか分からない以上、味方にも明かさない。そもそも、確実な味方ではない。敵対する可能性がある。
私はグレーよ!←意味わからん
「朱乃、裕斗、子猫はゲーム経験がなくても実践経験が豊富だから、感じを掴めば戦えるでしょう。アーシアと紫とあなたは実践経験が皆無に等しいわ」
失礼な!実践経験ぐらいあるわ!二度三度。
「それでもアーシアの回復、あなたのブーステッド・ギアは無視できない。相手もそれを理解しているはず。最低でも、相手から逃げられるだけの力は欲しいわ。紫の空間移動抜きにしてね」
「逃げるって・・・・・・そんなに難しいんですか?」
「逃げるのも戦術の一つよ。一旦退いて態勢を立て直すのは立派な戦い方。そうやって勝つ方法もあるの。けれど、相手に背を向けて逃げるということは、実はかなり難しいものなの。実力が拮抗している相手ならともかく、差が開いている強敵に背を向けて逃げ出すということは殺してくださいと言っているようなものなのよ。そういう相手から無事に逃げられるのも実力の一つ。イッセーとアーシアと紫には、逃げ時も教えないといけないわ。勿論、面と向かって戦う術も教えるから覚悟なさい」
「了解ッス」
「「はい」」
俺はいつでも逃げれるのだが。小道具も結構ある。閃光弾とか。
いざとなれば時間と空間の境界を操って逃げる。
あ、俺も飯食おう。何か腹に入れんと、キツい。
「食事を終えたらお風呂に入りましょうか。ここは温泉だから素敵なのよ」
具体的に何が?湯の質?景色?
「僕は覗かないよ、イッセーくん」
「バッカ!お、お前な!」
「あら、イッセー。私達の入浴を覗きたいの?なら一緒に入る?私は構わないわ。朱乃はどう?」
「イッセーくんなら別に構いませんわ。ウフフ。殿方のお背中を流してみたいかもしれませんね」
う〜ん。この頃からフラグが立ってるのか?この二人。俺は幽々子以外にフラグは・・・・・・って、だから俺は百合じゃねえ!あれ、でも精神的にはノーマル?だれか、判定をくれ。
「アーシアは?愛しのイッセーとなら大丈夫よね?」
アーシアOK。まあ、結末は分かってるんだけどね。
「子猫は?」
「・・・・・・嫌です」
「じゃあ無しね。残念、イッセー」
世の中、そんなに甘くないからな。俺は合法的に見れるが、逆にあの空間は地獄だ。周りが女子のみって、どこぞのワンサマーじゃあるまいし。
「ついでに聞くけど、紫は?」
え、何で俺に話を振る?う〜ん。精神的に男どうしだから対して何も感じないが、俺は女でもあるから、そっちで羞恥心がでる。となると結
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