第八話 修行ですか応用ですか
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と、重力増えるし。って部長。なぜ一誠の三倍は軽くあろう岩を持ってくるのですか?
「あなたは余裕がありそうだから、三倍よ」
いやいやいやいや!余裕なんて有りませんからね!?重力結界も使ってるから凄まじいですからね!疲労!
「大丈夫よ。あなた、素質あるから」
それは幼少の頃から鍛えてたからですよぉぉぉぉ!・・・・・・あれっ?でもゆかりんスペックだから素質最高レベルじゃん。
「イッセーと同じ時間で三倍こなしてね」
鬼だ!畜生!眷属なんかやめてやる!
・・・・・・まあでも、恩を仇で返すのは駄目だよな。
少女苦行中・・・・・・
何とか終わった・・・・・・。キツイって。しかもこのあと、料理だと!?過労死しかねん。
山菜はおひたしに、牡丹肉は鍋に、魚は直の炭火焼きに、隣ではアーシアが一生懸命オニオンスープを作っている。
朱乃さんもやってたんだけど、途中から、
「私が居ると邪魔そうなので後は任せますね」
とか言って居間にいった。ちょっと待て!確かに速く料理してたけど早く休みたいからであって、仕事を奪う気では無かったんです!お願いです!ヘルプを!ヘルプをぉぉぉ!
・・・あっ、
「籃を呼べばいいじゃない」
そう思ってスキマを開いたが、
あっちはあっちですごいことになってた。うん。幽々子、ちょっと自重しようか。
・・・・・・終わったら手伝うか。
そうと決まれば、こっちを片付けますか。
少女調理中・・・・・・
「うおぉぉぉ!美味い!マジで美味い!!」
そうか、美味いか。俺はぐったりだよ。幽々子め。俺が来たとたんに食べる速度が上がりやがった。お前の細胞はオラクルか?グルメか?
ていうか一誠。食い終わった御飯茶碗を俺に差し出すな。自分で盛れ。
子猫、幽々子と同じくらいの速度で食べないで。一種のトラウマなんだよ。せめて笑って。
ああ、そうだ、
「一誠、そこのスープも飲みなさいな」
「あっこれですか?どれ・・・・・・」
ズズッ
アーシアが不安そうな顔をしている。大丈夫。ちゃっかり味見したから。良かったから。
「美味しいです!」
「良かったわね、アーシア」
「はいっ!」
「へ?」
「そのスープはアーシアが作ったのよ」
「マジか!アーシア、もう一杯くれ!」
「はい!・・・・・・これで私もイッセーさんの・・・・・・」
おえっぷ・・・・・・また砂糖が・・・・・・甘い、甘過ぎる!(ラブコメ的に)
「さて、イッセー、紫。今日一日修行してみてどうだったかしら?」
「俺が一番弱かったです」
「上々ですね。私は元々魔術師向きなので」
「紫はともかくイッセーのことは確実ね」
今
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