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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第八十話 夜天の主   ★
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はやての言葉を鍵として士郎達が見つめる光の周りに四つ魔法陣が浮かぶ。

 そして、光は大きな柱となり天と海に伸びる。

 その光が収まった時、白銀の球体がそこにありそれを守る様に士郎達が良く知る四人の騎士がそこにはいた。

「我ら、夜天の主に集いし騎士」
「主ある限り、我らの魂尽きる事なし」
「この身に命ある限り、我らは御身の下にあり」
「我らが主、夜天の王、八神はやての名の下に」

 守護騎士が詩に応えるように白銀の球体砕け、黒を基調とした服を纏い、金十字の杖を握り締めたはやてが現れる。

「はやてちゃん!」

 士郎やなのは、フェイトの姿を見つめてわずかに微笑むとはやては杖を天に掲げる。
 その杖の周りをまるで舞う様に降りてくる紫の光。

「夜天の光に祝福を、リインフォース―――ユニゾン、イン!」

 その紫の光ははやての中に入っていく。

 再びはやてを光が包みこむ。
 その光の中から帽子と上下別れた外套を纏い、漆黒の三対の翼を背中にもったはやてが現れる。
 さらにその瞳は鮮やかな青に変わり、髪は白銀に染まっている。

 それこそが夜天の書の最後の騎士、融合騎リインフォースと融合した主はやての姿。

<i447|1315>

 ここに夜天の書は完成し、夜天の主とその騎士達は真の姿を見せるのであった。
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