ニシオリ信乃過去編
Trick-09_ニシオリ、君を試したいと思う
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れば物の輪郭分かる。
そうだ、暗闇で色は見えない筈だった。
でも、この色は分かった。
開きかけた扉に外から手が差し込まれた。
俺が気付いて反応するよりも早く力づくで扉は開かれた。
「みーつけった」
その女は楽しそうに俺を見た。
見えない筈の色が、はっきりと分かった。
女の髪も眼も服も唇も、印象的な“赤色”だった。
後に知るであろう、女の名前は
“赤き征裁”(オーバーキルドレッド) “死色の真紅”(しいろのしんく)
“砂漠の鷹”(デザート・イーグル) “一騎当千”“仙人殺し” “嵐前の暴風雨”
“人類最強の請負人”
“哀川 潤”(あいかわ じゅん)
つづく
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