第79話 少年たちは無双するようです
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皆を見つける!」
「ついでに、転移門の場所も見つけられればラッキーだな。」
「それでは………ネギま部――――――ファイッ!」
「「「「オオッ!!」」」」
「……私はやらんぞ。」
………
……
…
「「ハァァッ!!」」
ドドンッ!
『衝撃!撃滅!抹殺ぅ!!ナギ・コジローペア驚異の14連勝!!このペアを止められる者はいないのかぁ!?』
翌日も試合が何度かあり、その全てで快勝・・・と言うか瞬殺で幕を閉じた。
その後、小太郎君達に断って一人で街に出た。
・・・昨日あんな風に言ったものの、不確定要素が多すぎるのも事実だ。フェイト・ヴァナミス・デュナミス。
そしてその主・・・奴らが何者なのか、その目的すら分からないけれど、転移門破壊は目的の一つだろう。
「(残る門は二つ、渓谷最奥とオスティア……その二つを奴らは放っておくだろうか?
また"偶然"にも奴らと顔を合わせる可能性は高い……。もしまた会ったら―――)」
―――僕には勝てない。それだけは確信出来る。全力を持っても遊ばれたんだ、天地が引っくり返っても無理だ。
どうすればいい?父さんや愁磨さんやノワールさん、アルビレオさん、ゼクトさん、学園長先生のように。
彼等に合って僕に無い物ってなんだ?・・・いや、逆だ。僕にある物は全て彼らの物だ。
「(オリジナルの技……僕だけの技………)必殺技、とか欲しいのかなぁ…………。」
「そりゃ欲しいだろ、男として。」
「ぬぅあるあぅわぅあぅあぅあぅあぅあぅ!?あ、いや、聞いて!?今のは別に!!」
ふと零れた一言を、昼間から飲んでる大男に聞かれて慌てる。
い、いや違うんですよ!?別に必殺技欲しいなーとかふと考えただけで・・・って、この人、どこかで・・・?
「くくく、恥ずかしがるこたねぇよ。中てれば"必ず殺す技"だろ?悪かねぇ。男なら皆持ってるもんだ。
そう、本物のナギ・スプリングフィールドだって新技幾つか隠し持ってたんだぜ?」
「とっ………あ、あなたは……?」
「俺が教えてやらんことも無いが……そうだな。必殺技一つにつき授業料50万Dq、考案料20万Dq、
版権料10%で請け負うぞ。」
「高ッ!?ぼったくり!?悪徳商法!?な、何なんですかイキナリあなたは!?」
「今は俺より頭上の心配しな、有名人。」
不審者がそう言った瞬間、僕は僅かに体をずらす。刹那、先程僕が居た空間が歪み、そこから黒い槍の様な
物が伸び、僕を追尾してきた。咄嗟に"銀龍"を腕に宿し、襲ってくる槍を打ち砕く!
「誰だっ!?」
「ほう、少しはやるようだ……。」
僕の背後に現れた気配の出所。舞踏会
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