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ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
ギル兄は英雄王なのかAUOなのかどっちなんだ?
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ルンゲルにくみつき。羽をブルンゲルにくっつけてそのままブルンゲルのエネルギーを吸い取り始めた。

「ブルゥゥウウ!!」
「ギガドレインだと!?ほのおタイプを覚えるポケモンが草タイプの技を覚えるなんて!基本が狂い過ぎてる!!」
「基本だと?」

怪訝そうな顔をしながらギルはシューラにたずねた。

「ああそうだ!基本が全て何だ!基本が出来ていればなんでも出来るんだ!」
「…おい雑種、お前友人いないだろう」

ぐさっ、何かがシューラの心に深く突き刺さった音がした。

「そ、そんな事は…」
「やたらめったら基本基本などと…お前あれだろ、基本は完全に出来ていても応用が出来ないタイプだろう」
「そ、そんな事はない!!」

んな事をやっている間にブルンゲルは全てエネルギーを吸い尽くされ、完全に戦闘不能と陥った。ウルガモスは満足そうな顔をしている。どうやら食事が出来て嬉しかったようだ。

「そんな事いうならお前のほうがいないだろう!?どうせ唯我独尊みたい感じだし!」
「いやギル兄結構友達おおいぞ」
「私が知ってるだけでも40人ぐらい居たと思ったけど」
「あの人の友人は、癖が強い人が多いけどな」
「ほんとよね、主にエンキドゥさんとか」
「自慢ではないが、我の友人の数は126人だ!」

本当に多かった。


「う…うわぁぁあああああああああああああん!!!!!」

シューラはブルンゲルをボールに戻して、おお泣きしながら走って去っていった。途中でこけて崖から落ちたような音がしたが気のせいだろう。

「…流石の我でも哀れむレベルだな」
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