第八話 黄色の罠と妖精王1
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」
「はい!」
「おやおや?」
少し高めな男の声がした
シルバー・クロウとブラック・ロータスが上を向くとそこには黄色い道化師が居た
「お前は……イエロー・レディオ?」
「飛んでいる鳥を撃ち落としたらあの加速世界最大の裏切り者まで一緒に落ちて来たではありませんか!」
「裏切り者?」
「おやおや?あなたは自分の子に何も伝えてないんですね。卑怯者のあなたらしい」
「くっ……うるさい??いい加減その口を閉じろ??」
「おお怖い怖い……本当は赤の王が来ることを期待していたんですがね。なんせ今代のクロム・ディザスターはあの子の親だという話を耳にしましたからね」
「やはり貴様が……??」
「さあ、それはどうでしょうね。黒の王なら不可侵条約を拒否したあなたなら倒しても問題は無さそうだ」
「なるほど、そのためのこの人数か」
「くくく……本当に運が良かった!なんせここで裏切り者を抹殺できるんですからね??」
イエロー・レディオがそう言ったとき空からもう一つの翼を持つアバターが舞い降りてきた
「おいおい、イエロー。お前が撃ち落そうとした鳥がもう一羽いることを忘れてないか?」
「妖精王……なるほど、あなたも来ていましたか。おやおや、小脇にリンゴとミカンを抱えて来るとは余裕ですね」
「私はリンゴじゃねえ??」
「私の色はミカンじゃなくてオレンジよ??」
「さて、質より量か……その考えが間違ってる事を教えてやるよ」
「王が3人ですか……だが、この数には勝てないでしょう??」
「やってみるか?お前ら、下がってろ」
オベイロンは全員を自分の後ろへ下げ自らの強化外装を呼び出した
「着装、傲慢なる天使の翼雷撃と色欲の双剣双銃主護りし百合の花弁二輪咲??」
オベイロンの背中には青く透き通った氷の翼が、その両手には黄金に輝く2丁の銃が、そして翼より後ろに咲き誇る2輪の白百合の盾が浮かんでいた
「妖精王の戦いかたを見せてやるよ。かかってこい有象無象共」
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