第八話 黄色の罠と妖精王1
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囲の警戒を頼む。オレンジはこっちを狙ってくる馬鹿共を射抜け」
「「了解?」」
「それではこれより五代目クロム・ディザスター迎撃作戦を開始する」
「本当にあるんですね……転移率100%の強化外装」
「ああ、いいかハルユキ君。もし君のストレージにあれが来てもすぐに捨てるんだ」
「分かってます」
「シルバー、そろそろ飛ぶぞ」
「はい!」
「方向はあっちだ」
「了解した。3.2.1行くぞ?」
バサッバサッ?
それから10分ほど周囲のシルバーはオブジェクトを破壊しながら飛んでいた
すると突然スカーレットが
「アニキ!下方にアバター反応!レーザーを撃って来たぞ?」
「ちっ!落ちるなよ?」
俺は体を捻り躱すことが出来た。しかし、シルバーは羽根を撃ち抜かれ落ちてしまった
「うわああああああ??」
「何やってんだよあいつ……」
「とりあえず降りるぞ。しっかり捕まってろよ」
「とりあえずあいつ射抜くけどいい?」
「もちろんだ」
「りょうか〜い」
ギリギリギリ………バシュッ?
「お、当たったぞ…マーカーに変わった、しかもクリティカルかよ……すげえなこんな不安定なとこであそこまで正確に撃てるなんて」
「私の方がレインのパートナーとして相応しいみたいね」
ふふんと鼻をならすオレンジ
「ちっ、褒めたら調子に乗りやがって」
「お前らいい加減にしないとこっから地面に投げつけるぞ」
「「すみませんでした…」」
「分かれば良い。ってあーあ……あいつが落ちたとこの周り見てみろよ。雑魚がわんさか湧いてらぁ」
「あの数相手に3人はまずいよね……」
「アニキ、さっさと行こうぜ!」
「しっかり捕まってろ?」
〜クレーター〜
「せ、先輩!何なんですかこれ!」
「私にも分からない。だが、さっきの攻撃は我々を狙ったと言うことは間違い無いだろう」
クレーターの上には無数のアバター
所謂絶体絶命と言うものだ
すると
バシュッ!
と空からオレンジ色の何かが飛んで来た
それはアバターの内の1体を貫いた
「ギャアア?」
その矢は正確にクリティカルポイントである心臓の部分を撃ち抜きそのアバターを待機状態のマーカーへと変えた
「あれって……」
「ああ、恐らくオレンジ・アルテミスだろう。相変わらず素晴らしい腕だな」
「でも、まだ沢山居ますよ?どうするんですか?」
「大丈夫だ。彼女の攻撃が来たということはオベイロンがこちらに向かっていると言うことだ。心配は要らん。私たちの仕事はあいつが来るまで生き残ることだ
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