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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第2ー2 G強奪
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子は落ち着いていた。
「そ、そうでしたか。すみません!勝手に勘違いをしてしまって。」
「いやいや。気にしてないよ。」
「それに、法子ちゃんも知ってるでしょ。私は今、世界の異変を調査してるって。」
「いやー。美穂ちゃんが知らない男の人と一緒だったからつい・・・」
ようやく、落ち着いたのでお互いの自己紹介をする事が出来た。彼女の名前は
椎名法子
(
しいなのりこ
)
美穂の故郷での友達らしく現在は、美穂の手伝いをするために知り合いのジャンク屋で仕事の手伝いをしてるそうであった。
「今回は、ロウさんから美穂ちゃん達に贈り物を届けに来たんだ。途中、ここによって出発までの間ドーナツを買いに来てたんだ。」
「そうだったんだ。でも、ロウさんからの贈り物って?」
「それはね・・・」
すると、アーモリーワン内にサイレンが鳴り響くそれと同時に避難勧告も放送されていた。
「一体どうしたの!?」
「分からない。でも、ただ事じゃない。ここからじゃ遠いが急いで艦に戻ろう!」
キャリーベースに戻ろうとしている2人を法子が呼び止めた。
「待って!2人共私についてきて。私達の港の方が近いから。」
「でも・・・」
「いいから!」
「・・・分かった。案内してくれ。」
「和也さん!?」
和也は、法子には何か考えがあるのを気付き美穂を説得して法子についていくことにした。
一方、キャリーベースでは・・・
「一体どうしたのです!?」
「それが、今通信を傍受したんだけどどうやらザフトの新型MSが連合軍に強奪されたらしいんだよ!現在、奪われたMS3機とザフト軍が交戦してるみたい。」
「艦長!?大変です!」
すると、有香が緊急の報告をした。どうやら、アーモリーワン周辺で微弱ながら次元干渉数値が感知されてそれが徐々に上がってるとの事であった。
「・・・どうやら、いつの間にか次元干渉に巻き込まれてたみたいですね。各員それぞれの持ち場に着いてください。恐らく、戦闘に入ります。パイロット達にはMSに搭乗するように伝えてください!」
「艦長!でも、和也さんと美穂ちゃんがまだ戻ってきてないよ!!」
「仕方ありません。2人には悪いですが此方は先に出ましょう。智恵理さんは、鷺ノ宮隊として出撃してもらいます!」
「了解!」
そして、キャリーベースは緊急発進することになった。
アーモリーワンで強奪されたのは、ザフト軍の最新鋭機MSガンダム3機であった。今日は、その機体に合わせて建造した新造戦艦ミネルバに乗せられる筈だった。
「どうしてこんなことしてるんだよ!あんた達は!!」
強奪されたMS3機以外にも1機開発されていて既にミネルバに乗せられていた機体、ZGMF-X56Sインパルスは強奪され
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