第三十八章
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「下手をすればすぐにだ」
「真っ二つですね」
本郷はあえて最悪の事態を述べてみせた。
「もうすぐに」
「しかし今行かなければだ」
「今度は写真と鱗の挟みうちですか」
「どうする?」
重く低い声で本郷に問うてきた。
「ここは。どうするべきかだ」
「行きましょう」
答えは先程と同じだった。
「ここは。それしかないですね」
「その通りだな。それではだ」
役の言葉に鋭さが宿った。
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