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深き者
第三十七章
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 役はすぐにこう察したのだった。
「どうやらな」
「そう易々とやられるつもりはないってわけですか」
「仮にも邪神だ」
 役は言った。
「それならばこの様にして攻めて来るのも考えられることだ」
「一筋縄ではいかないってことですね」
 本郷は早速その鱗を刀で弾き飛ばしながら役に応えたのだった。その鱗は七十センチはあった。楯程度の大きさがある鋭い刃を持つ漆黒の鱗だった。
 弾き飛ばしても刀には凄まじい衝撃が残る。そしてすぐに別の鱗が来たのだった。

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