八話
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ああ、それはいい案ね」
リウイの意見に詠は賛同した。
「では、その様にします。パイモンさん、兵糧庫の居場所はわかりますか?」
「はい、では早速手筈を整えましょう」
それを聞き、カーリアンとエヴリーヌが発言した。
「その仕事、私がやるわ、いい加減暴れたいのよね」
「エヴリーヌも、それに、それやったらお兄ちゃんが喜ぶんでしょう」
「貴女達、これがどれ位大切かわかっているの」
ファーミシルスはため息をつき二人に問いかけた。
「わかってるわよ。これが成功したら相手の食料が無くなるんでしょう」
「うん、お兄ちゃんや月の敵がごはん食べられなくなるんたよね」
ファーミシルスはその言葉を聞き、二人の単純さに再びため息をついた。
「リウイ様、月。どうします?」
「カーリアンさんにエヴリーヌならこの作戦に適任と思います」
「そうだな、この二人なら無傷で帰って来れるだろう」
「念の為、ペテレーネを同行させたほうがいいでしょう」
「そうですね、いくら二人が強いといっても、二人だけだと危険ですね。では三人に任せましょう」
「と言うより、この二人だけだと派手に暴れすぎる。ペテレーネ、二人しっかり抑えろ。二人共、ペテレーネの指示に従え」
月とリウイの言葉を受け、カーリアン、ペテレーネ、エヴリーヌは三人は、間道から水関に潜り込んだ。
水関内 兵糧庫
警備している兵を片付けたあと、カーリアンは感想をもらした
「案外、簡単についたわね。じゃあ、ペテレーネ、エヴリーヌやるわよ」
「はい」
「うん」
ペテレーネが魔術を詠唱し、兵糧庫に火を放ち、カーリアンとエヴリーヌは不審に気が付いて向かってくる敵を倒していった。
その火をみて城内がざわついた
「おい、あの場所は兵糧庫じゃないのか」
「いつの間にあんな所に敵がきたんだ」
兵の動揺をみて、夏候淵はすぐさま兵糧庫に向かった。
「一体、いつの間にあんな所に。流琉行くぞ」
「はい、秋蘭様」
「凪、真桜、沙和この場は任せた」
「「「はい」」」
夏候淵がその場に着くと、味方の屍の群れとその残劇を行ったであろう三人の姿を見た。
その光景を見た、夏候淵と典韋は怒りを顕にした。
「これをやったのは貴様らか」
「よくも、やってくれましたね」
二人とは対照的に三人は落ち着いていた
「あんたが夏候淵ね、ようやく手ごたえのある奴と戦えるわ」
「少しは楽しませてね」
その言葉を聞き、夏候淵と典韋は挑みかかってきた。
「エヴリーヌ、貴女は夏候淵の相手をしなさい、小さいほうは私が倒すわ」
「いいよ、ペテレーネは下がっててね。邪魔をしたら怒るよ」
「はい、頑張って下さい」
そうして、カーリアンは典韋と打ち合い。エヴリーヌは夏候淵と戦い出した。
「えい!
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