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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
最後のけじめ 一夏VS千冬 決戦の果てに 後編
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た、海は母なる力で命を創った。炎と海、二つの力は我が魂を豊かにする、目覚めの時だ!」
一夏は剣を振りぬいた。それと同時に盾が四散し、剣の柄と融合した。大地の炎、マグマのような真紅、大いなる海、押し寄せる波のような蒼。美しい色合いをした龍のような柄。その剣を一夏はしかと構えた。
「はぁぁぁあああ!!!零落・白夜!!!」
千冬は大きく腕をふるって真一文字に剣を振った。雪片からは自ら全てのエネルギーを捧げた最強の一撃が放たれた。空気は渦巻き、風を巻き起こすほどの一撃が。
「大地と海、炎と水、いまこそ!ブレイズ・レイ・シュロォォォオオオオオム!!!!!届けぇぇええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
その瞬間、太陽が生まれた。島を中心とした太陽が命を授かった。その光はあっという間に地球全土を一周し命を誕生を喜ぶように光った。だが、その命は短かった。直ぐに光は収まっていき、太陽は短かった命に終止符がうたれた。
「…一夏…」
千冬が目を開けると、そこには一夏は既にいなかった。千冬は瞳を閉じて剣を落とした。
「ああ…終わりなんだな…今更遅いだろうがすまなかった一夏…私は、今からでも出来る限りの事をするよ…」
全ての命は生まれた時から死に向かって歩き続けている。肝心なのは死にたどり着くまでにどう過ごすかだ。
千冬との決戦後、一夏、龍人、ココ、優奈、アリトは必要なアフターケアをすませてから、仲間達とともにグルメ時代へと帰還していった。彼らがいなくなってから、IGOは束と明久が引き継ぐ事になった。今までと違うのは食材だけではなく、ISの管理もするっという点が加わった事。二人は世界をリードし、導く役目を選んだ。
千冬は自らの罪を告白し、贖罪の為にIGOの職員として生きている。飢えで苦しむ人達の腹を少しでも満たしてやり、麻薬贖罪の取り締まり、監視を行っている部門の最高責任者になりながら、罪を償なっている。
そして…
「貴方〜急がないと遅刻するよ〜?」
「誰のせいだと思ってんだ誰の!!」
「お父さん〜!早くいこうよ〜!」
「親父!早くしろよ!」
「はやくいこ!」
「あ〜はいはい!!」
「ったく、それじゃ行くか!優奈、鷹一、士郎、千冬!」
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒! 完
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