魔法先生ネギま!
0437話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
そう怒声を響かせながら俺の方を睨みつけてくる。そして同時に俺の周囲に炎が燃え上がり……
「それは悪手だ」
混沌精霊としての力でその炎を操り、俺の制御下へと収める。
「しまっ!?」
怒りの余り俺の能力を忘れていたのだろう。いや、調から得た情報だとこの焔という女は火を操る力しか持っていなかった筈。その時点で俺に対しては半ば無条件で手も足も出ない、か。
そのまま焔から奪い取った炎を使い、尻尾を伸ばして長瀬を攻撃している環へと投げつける。
「環っ、避けて! ぐっ!?」
焔が叫ぶも、その隙を突かれて小太郎に文字通り取り押さえられる焔。……女を攻撃出来ない小太郎らしいといえばらしいが。焔相手にそんな事をしていたら……
「あ、熱っ! ネギ!」
「うん!」
身体を炎と化た焔を火傷をしながらも押さえつけていた小太郎がネギを呼び、ネギは急いで眠りの魔法を使って焔を眠らせる。
そしてそうなれば後は早かった。多勢に無勢。いくら竜族、あるいは時を操るアーティファクトを持っているとは言ってもこちらも殆どが一流、あるいは超一流といえる実力を持っている面子だ。竜族である環が竜へと変化したとしても、あるいは暦が獣人としての力を発揮しても多少抗う時間を伸ばすだけになるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ