第9話
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にしても、お前スゲェよ。
まだ下忍にもなっていないのに倒しちゃうなんて。」
「ああ、それなんだけど・・・ホントはあまり言いふらさないで欲しいんだよね。」
「えっ?何でさ?」
「いや、ちょっと・・・事情があるもんで・・・。」
「・・・ナルトは、先生に賄賂してまで成績を悪くつけて貰っている。」
「シノ、知ってたのか!?」
「えっ!?マジで!?」
「やっぱりな・・・どうりでおかしいと思った。
だってお前、テストでは満点以外取ったことねぇのに、いつも成績はドベだと公表されている。
何で、んなめんどくせーことしてんだよ?」
「い、いや〜、それは・・・か、家庭の事情ってやつ?」
「言えないのは仕方のないことだ。
何故なら、誰しもそういった秘密を抱えているものだからだ。」
「・・・まあ、聞きたいのは山々だけど・・・仕方ねぇ。
ナルト、お前が言いたくなったときが来たら聞くことにするわ。」
「う、うん。何かすまねぇ。」
バンッ!
「「「「「・・・!?」」」」」
突然、屋上の扉が勢いよく開かれた。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・やっと見つけたぞ、ナルト!
オレとしょ「そこのコンビニでポテト半額だよ!おい、行こうぜ!」話しを聞けぇ!」
「スマン!みんな、また後で!」
サスケが鬼の形相で迫ってくるのに対し、ナルトは屋上のフェンスによじ登り、そのまま飛び降りた。
「我こそが片翼の天使だあぁぁぁ・・・」
と叫びながら"落ちて"・・・いや、"堕ちて"いった。
何故か『セ○ィロス!デレレレ〜♪』と聞こえた気がするが・・・うん、幻聴だろう。
サスケは疲れて仰向けに倒れ込み、しきりに肩で息をしている。
シカマル達はサスケに絡まれると面倒なので、そのまま放置してそそくさと屋上を出ていった。
「・・・フン、まあいい。次の授業は"演習"だ。その時に仕掛けてやる。今に見ていろ、ナルト!」
これから起きることに期待し、胸を躍らせるサスケであった。
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