第二十七章
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けじゃない」
「過信は禁物だ」
役はここでこうも言った。
「そこを付け込まれるからな」
「俺達みたな連中にってことですね」
「そういうことだ。さて」
ここまで話して、であった。
「ではやるとするか」
「そうですね。見たところ連中は」
本郷は一旦海を見た。上を見上げている影は一つもなかった。それを見てまずはにやりとするのであった。
「気付いていませんしね」
「そうだな。誰も上から来るとは思っていない」
「精々あれですね」
本郷はまだ彼等を見ていた。様子を窺い続けている。
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