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麦わら海賊団を支えた神(仮)
フーシャ村
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口を開いた。

「フンッ!あんな村のハジのことなんぞ「ルフィは1月程前に村を出て行きましたよ」…マキノ??」

老人の言葉を遮ったと思われる女性が老人の通ってきた道を通って現れた。
その女性の容姿は美しいものだった。
パッチリとした大きな瞳、細く左右綺麗に整った眉。
スッと違和感を感じさせない程に高い鼻。
長く腰の上辺りまで伸びた艶やかな黒髪は後頭部のあたりで1つにたばねられている。
一言で彼女を現すと太陽のような女性である。
彼女の笑顔は見るものの心をポカポカと温め、癒す…それはまさに太陽という言葉に尽きるだろう。
服装は無地のワイシャツに花柄のスカートと華やかさが欠けるというより、地味な感じの服装だが彼女の持つ良さがより際立って見える。
体型もモデルのような美しさだった。
バストもなかなかの大きさで、引き締まった腰に大き過ぎず身体のバランスを崩さない程度に大きいヒップ、そしてスッと細く長い足…。
どれをとっても一級品であり、確実に美人の部類に入る女性だった。
そんな女性が言うにはモンキー・D・ルフィは1月程前に海賊王になるという大きな夢を掲げて1人旅立ったとのことだった。
それを聞いたルミスは慌てて翼を広げて羽ばたこうとしたが、後ろからマキノに声をかけられた。

「ルフィにっ!ルフィに何の目的で会いに行くのか教えていただけませんか?」

そんなマキノの言葉にルミスは不適な笑みを浮かべると口を開いた。

「仲間になりに行くんだ。
きっと楽しくなるぞ!」

ルミスの言葉にマキノは呆然とした顔で呆ける。
ルミスは今度こそと翼を広げ羽ばたいた。
そんなルミスを見てマキノは我に返ると飛んでいくルミスに向かって大声で声を掛けた。

「ルフィを、ルフィのことをお願いします??」

マキノはルミスの力を知らない。
知らないが、ルミスのことを見ていれば分かった。
彼は強いと…だからルフィのことを頼んだのだった。
ルミスはマキノの声を聞き、フーシャ村に背を向けたまま手を上げ了承の意を返した。
そのままルミスは大空へと羽ばたいて行く。
ルミスとモンキー・D・ルフィとの出会いは近いだろう。


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