第二十四章
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この札は?」
「気力の減少を抑える札だ」
それだというのである。
「戦いはここだけでは終わらない。まだ続くからな」
「長期戦に備えてですか」
「そういうことだ」
「ここで戦いは終わらずに」
「やはり海だな」
役は今この教会でのことだけを考えていなかった。先のことも見ていた。今先程のあの洞窟の先を。そこを見ていたのである。
「あそこで戦うことになるな」
「というよりはそこが本番ですね」
「そうだ。だからここで戦うことになってもだ」
「この札でセーブしろってことですか」
「そうでなくとも今回はできるだけセーブしながら戦うべきだろうな」
役は考える顔で述べた。
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