第二十三章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
り」
「よし。それではだ」
「行かせましょう」
こうして式神をさらに行かせることになった。しかしであった。ここでその式神の視界が消えた。それまで出ていた映像が消えてしまったのである。
「これは!?」
「やられたか」
役はその四角い立体テレビを思わせる映像が消えたところで察したのだった。
「どうやらな」
「やられたっていうと奴等にですか」
「そうだ。勘付かれたか?それとも」
「それとも?」
「知られたか」
役はこうも言った。ここで。
「どちらかか」
「どっちでもかなりまずいみたいですね」
「その通りだ。ここで偵察は打ち切るとしよう」
役はその映像が消えたところで他の式神達も消した。右手を人差し指と中指だけの印にしてそれを右から左、そこから左に一閃させるとそれで全ての映像が消えてしまったのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ