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こんな私(俺)の物語
第七話 契約ですか喧嘩ですか
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評判のサーゼクス様の眷属とは絶対相対したくはないからな」

ふう。落ち着いたわね。部屋壊さないで。

「こうなることは、旦那様もサーゼクス様もフェニックス家の方々も重々承知でした。正直申し上げますと、これが最後の話し合いの場だったのです。これで決着がつかない場合のことを皆様方は予測し、最終手段を取り入れることにしました」

「最終手段?どういうこと、グレイフィア」

「お嬢様、ご自分の意志を押し通すのでしたら、ライザー様と『レーティングゲーム』にて決着をつけるのはいかがでしょうか?」

「ーーッ!?」

あっ、一誠にレーティングゲームの説明をしなきゃ。

「一誠、レーティングゲームは爵位持ちの悪魔が行う、下僕同士を戦わせて競い会うゲームのことよ。後、いい加減腕から離れなさい」

「あ、ありがとうございます」

何に感謝した?

「お嬢様もご存じの通り、公式な『レーティングゲーム』は成熟した悪魔しか参加できません。しかし、非公式の純血悪魔同士のゲームならば半人前の悪魔でも参加できます。この場合多くがーー」

「身内同士、又は御家同士のいがみ合いよね」

「つまり、お父様は私が拒否したときのことを考えて、最終的にゲームで婚約を決めようってハラなのね?・・・・・・どこまで私の生き方をいじれば気が済むのかしら・・・・・・っ!」

血の気が多いわね。私はそんなに争いたくないのだけれど・・・・・・。

「では、お嬢様はゲームも拒否すると?」

「いえ、まさか、こんな好機はないわ。いいわよ。ゲームで決着をつけましょう、ライザー」

「へー、受けちゃうのか。俺は構わない。ただ、俺はすでに成熟しているし、公式のゲームも何度かやっている。今のところ勝ち星の方が多いそれでもやるか?リアス」

「やるわ。ライザー、あなたを消し飛ばしてあげる!」

「いいだろう。そちらが勝てば好きにすればいい。俺が勝てばリアスは俺と即結婚してもらう」

はあ、結局こうなるのね。

「承知いたしました。お二人のご意志は私グレイフィアが確認させていただきました。ご両家の立会人として、私がこのゲームの指揮を執らせてもらいます。よろしいですね?」

「ええ」「ああ」

「分かりました。ご両家の皆さんには私からお伝えします」

あー。すっぽかしたいわ。幽々子とイチャイ・・・・・・いやいや!私に百合属性はないわ!

「なあ、リアス。まさか、ここにいる面子がキミの下僕なのか?」

「だとしたらどうなの?」

「これじゃ、話にならないんじゃないか?キミの『女王』である『雷の巫女』ぐらいしか俺のかわいい下僕に対抗できそうにないな」

とか言いつつ眷属を出現させていく。うーん。実力検定実力検定。結果。
弱いな。
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