第七話 契約ですか喧嘩ですか
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長に対して無礼だぞ。つーか、女の子にその態度はどうかと思うぞ?」
「あ?お前誰だ?」
「俺はリアス・グレモリー様の眷属悪魔!『兵士』の兵藤一誠だ!」
「ふーん。あっそ」
・・・・・・はあ。
「イッセー、ちょっと落ち着きなさい」
そう言って肩を掴み下がらせる。
「今は話を聞くときよ」
「わ、分かりました・・・・・・」
「兵藤一誠様」
「は、はい」
「この方はライザー・フェニックス様。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせられます。そして、グレモリー家次期当主の婿殿でもあらせられます」
あ、混乱してるよ。
「一誠、この方は部長と婚約しているってことよ」
一泊おいて
「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!」
あ、これからは部長と区別を付けるため一誠と呼ぶよ!
面談中・・・・・・
「いやー、リアスの『女王』が淹れてくれたお茶は美味しいものだな」
「痛み入りますわ」
確かにあのお茶は旨かった。でもさっきからセクハラが過ぎるな。この焼き鳥。
「そういえば、この茶菓子も美味いな」
「ええ、私の眷属が選んでくれたのよ。ありがとう、紫」
「いえ、選んだではなく作りました」
「ええ!?」
何故一誠が驚く。睨む目が鋭くなったぞ?でも次にだらしなくなった。何でも煩悩に繋げるな。
「あ、あの、イッセーさん。何か楽しいことありました?」
分かってないな。
「・・・・・・卑猥な妄想禁止」
そのとうり。
「イッセーくん、とりあえず涎拭いた方がいいよ」
お前の気遣いすごいな。
「よ、余計なお世話だ!」
こっちはこっちで一幕あったな。すると、
「いい加減にしてちょうだい!」
セクハラにキレた。ライザー。だらしない笑顔だな。
「ライザー!以前にも言ったはずよ!私は貴方と結婚なんかしないわ!」
「ああ、以前にも聞いたよ。だが、リアス、そういうわけにはいかないんだろう?君の所の御家事情は意外に切羽詰まっていると思うんだが?」
「余計なお世話だわ!私が次期当主である以上、婿の相手ぐらい自分で決めるつもりよ!父も兄も一族の者も皆急ぎすぎるわ!当初の話では、私が人間界の大学を出るまでは自由にさせてくれるはずだった!」
「その通りだ。君は基本的に自由だよ。大学に行ってもいいし、下僕も好きにしたらいい。だが、キミのお父様もサーゼクス様も心配なんだよ。御家断絶が怖いのさ。ただでさえ、先の戦争で純血の悪魔が大勢亡くなった。戦争を脱したとはいえ、堕天使、神陣営とも拮抗状態。やつらとの下らない小競
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