第七話 契約ですか喧嘩ですか
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そうだ、アーシアに事情説明で来たということにしよう。という訳で、レッツゴーイッセー宅。
少女移動中・・・・・・
「アーシア」
「あっ、ゆ、紫さん。イッセーさんと部長さんがき、き、既成事実をって、ど、どうすればいいのでしょう?!」
「落ち着きなさい。大丈夫、彼、肝心なところでヘタレだから」
!魔力反応が!
「アーシア。ちょっと行って来るね。大丈夫だから、シャワーでも浴びてなさい」
「はっ、はい」
階段を上がって二階にいく。そして勢いよく扉を開ける。ちょうど紋章が出ている。
「紫さん!これは・・・・・・」
「分かっているから説明しなくてもいいわ」
おっと、来ましたか。
「一歩遅かったようね」
現魔王眷属、グレイフィア・ルキフグス。
「こんなことをして破談に持ち込もうというわけですか?」
「こうでもしないとお父様もお兄様も私の意見を聞いてはくれないでしょう?」
「このような下賤な輩に操を捧げると知れば旦那さまとサーゼクスさまが悲しまれますよ」
「私の貞操は私のものよ。私が認めた者に捧げてなにが悪いのかしら?それに、私の可愛い下僕を下賤呼ばわりしないでちょうだい。たとえ、あなたでも怒るわよ。グレイフィア」
やっぱグレイフィアって十六夜咲夜に似てるな。やはり差は胸か。胸なのか?
「何はともあれ、あなたはグレモリー家の次期当主なのですから、無闇に殿方へ肌を晒すのはお止めください。ただでさえ、事の前なのですから」
ん、こっち向いた。
「はじめまして。私は、グレモリー家に仕える者です。グレイフィアと申します。以後、お見知り置きを」
「これはご丁寧にありがとうございます。私、リアス・グレモリー様の兵士、八雲紫と申します。イッセー、自己紹介ぐらいしなさい」
「え?ああ、すみません。同じく兵士の兵藤一誠です」
「ご丁寧にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」
うーん。出来る。この悪魔。家事戦闘あらゆる面において出来る。
「グレイフィア、あなたがここへ来たのはあなたの意思?それとも家の総意?・・・それとも、お兄様のご意志かしら?」
「全部です」
「そう。兄の『女王』であるあなたが直々人間界へ来るのだもの。そういうことよね。わかったわ」
はあ、なかなかややこしいな。でも、あんた、スッゴい愛されているな。
「それはそうと、この方が?」
「ええ、兵藤一誠。私の『兵士』よ。赤龍帝の籠手の使い手」
「・・・・・・『赤龍帝の籠手』、龍の帝王に憑かれた者・・・・・・」
イッセー、お前の存在はかなり影響があるんだよ。
「グレイフィア、私
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