第187話
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「はぁ・・・恭介お待たせって、どうなってるじゃんこれ!?」
「すっごい!壁が穴だらけになっているってミサカはミサカは驚愕してみる!」
機動鎧の銃撃でエレベーター付近は穴だらけで、爆発で壁や床が抉れたりと以前の面影が無くなっている。
割とマンションのロビーが気にいっていた愛穂は、開いた口が塞がらないようで、打ち止めは穴が空いて見る影もないエレベーターに近づいて弾痕を触っている。
呆然と立ち尽くす愛穂を放って、桔梗は弾痕を触っている打ち止めを抱っこして無理矢理連れて来る。
「中は安全になったの?」
「とりあえずだな。
外のヘリはこれから潰す」
「ヘリに乗組員とかいなの?」
「あれはAIで動くヘリだ。
ぶっ潰しても誰も死なないから安心しろ。」
打ち止めが子ども扱いしないでやら、何やら騒いでいるが桔梗が上手いことあやすだろう。
少しだけ安心する制理を見て、麻生は玄関ロビーを出て外へ出た。
彼の姿を確認した六枚羽はミサイルの照準を麻生に合わせ、発射する。
飛んでくるミサイルを見据え、能力で干渉する。
内蔵されている起爆装置を爆破させ、着弾する前に爆破させる。
爆炎が両者の間に展開されるが、その中を抜け麻生はヘリに近づく。
破壊するつもりではいるがその前に。
「誰が操っているのか確かめさせてもらおうか。」
能力で六枚羽に干渉して遠隔操作している所を見つけようとしたが。
ピッー、と言う警告音が鳴ったかと思うと六枚羽は突然爆発した。
地面に降りて、爆発した空を見上げる。
(俺が干渉すると分かっていて自爆装置を搭載していたな。)
相手は一筋縄ではいかない相手である事が分かっただけでも十分だろう。
辺りを見回し六枚羽がいないのを確認して、愛穂達を呼ぶ。
「これからどうするじゃん。」
「此処を離られよう。
人の多い所に行けばあいつらも簡単には手出しできないはずだ。」
提案したと同時にマンションの曲がり角から、黒いワゴン車がこちらに向かって走ってきた。
全員、身構えるがワゴン車は麻生達の手前で停車すると、運転席の窓が開く。
「よう、恭介!」
「土御門、お前どうしてここに?」
「そんな事より今は乗れ。
事情は中で説明してやる。」
「ちょっと何であの馬鹿がこんな所にいるのよ!」
「誰?ってミサカはミサカは知らない人に対して指を指して聞いてみる。」
「同じクラスの馬鹿よ。」
「確か小萌先生の生徒だよな。
どうして車に乗っているじゃん?」
「・・・・・・・聞きたい事はあるだろうが、まずは車に乗れ。
俺は助手席に乗る。」
「そう
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