第二章
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ごとにいる」
「さて、何なんでしょうかね」
そんな話をしながら向かうのだった。そうしてそれからさらに時間をかけてやっと辿り着いた村は。彼等が想像していた以上の村だった。
「ええと?」
本郷は車の中からその村を見回して述べた。
「何なんですかね、この村って」
「寂れているな」
「寂れてるってものじゃないですよ」
たまりかねたような声で役に言葉を返した。
「あの、人もまばらですし」
「建物も酷いものだな」
見れば何もかもがだった。寂れ乾いた空気が漂っている。少し見ただけで寒いものがあり僅かに見る村人も背中を屈め陰気な感じだった。
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