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ヘタリア大帝国
TURN99 シベリア侵攻その六
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ね」
「おそらくカテーリン書記長が怒ったのでしょう」
 まさにその通りである。
「あの娘は待つタイプではないですから」
「それでか」
「バルバロッサの頃は奇跡でした」
 モスクワまで何だかんだで撤退を許したことは、というのだ。
「おそらくゲーペ長官が傍にいて抑えていたかと」
「そういえばあの娘まだ子供だよな」
「はい、確かに有能ではあるでしょうが」
 しかしまだ子供だ、だからだというのだ。
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