第十六章
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である。少なくともカナダ人に対して話せる内容のものではなかった。
「まずな」
「ですね。アメリカが隣にありますし」
このことがやはり大きい。どうしてもアメリカに注目がいってしまうのである。
「やっぱりカナダっていいますと」
「存在感がなくなってしまうからな」
「食べ物もあれですしね」
「アメリカより遥かにあれだ。イギリスと同じ位か」
「かも知れませんね」
二人の酷評は続く。
「あれじゃあ」
「今はそれで満足できてもだ」
牧師の好意は下手な味付けに勝るというのである。二人もそれを解するだけのものは備えていた。
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